アバウト・レイ 16歳の決断

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2015年 原題:3 GENERATIONS ABOUT RAY 上映時間:92分 製作国:アメリ
出演:
テイト・ドノヴァン/クレイグ
リンダ・エモンド/フラニ
サム・トラメル/マシュー
 エル・ファニングナオミ・ワッツスーザン・サランドンが母娘三代を演じるヒューマン・ドラマ。性同一性障害に悩み、男として生きることを宣言した娘と、彼女の決断を戸惑いながらも尊重しようとする母と祖母それぞれの人生を、ジェンダーを巡る世代間のギャップとともに描き出す。監督はイギリス出身で、これが長編4作目の女性監督ギャビー・デラル
 ニューヨークに住む16歳の少女ラモーナ。長年、性同一性障害に悩んできた彼女は、トランスジェンダーを公言して自らレイと名乗り、肉体的にも男性になることを決断する。一緒に暮らしているレズビアンの祖母ドリーは“レズビアンじゃダメなの?”と孫の決断がどうしても理解できない。自由奔放な恋愛を重ねてきたシングルマザーのマギーもまた、レイの気持ちに寄り添いつつも戸惑いを隠せない。おまけにレイの治療にはマギーだけでなく父親の同意も必要だった。それでもマギーはレイのためにと、同意書へのサインをもらうため、何年も会っていない別れた夫のもとを訪ねるのだったが…。<allcinema>


タイトルや予告編で、性同一性障害のレイの話かと思っていたんだけど、
ちょっと違ってました。

ベースをそこに置いて、話は少し違った方向へ進みます。
長く連絡を取っていなかったレイの父親の存在。
ただ単に、突然現れた元カノに、娘が息子になろうとしているのでサインをくれ。
と言われて慌てる父親なのかと思っていたら、実は父親は別にいた…。

もう、【マンマ・ミーア】か!と思っちゃいました^^;

レズビアンの祖母。
自由恋愛を重ねてきた母親。
そして性同一性障害の娘。

という三世代の家族。

葛藤するレイを演じたエル・ファニング
もし何気に観ていたら、よく似た男の子だなあと思ったかも。
迫真の演技、というのでしょうか。素晴らしかったです。

母親に対しては、いつまで親に面倒見てもらってるのさ、とか、
こんな風に面倒くさいことになったのは、結局自分のせいじゃん、とか、
言いたいことはいろいろあったけど、
最後にこんな風に収まってしまうって、やっぱりアメリカ的なのかな。

みんなで笑ってご飯食べるって、凄いことですよね。

女優陣のカッコよさを見られる作品でした。