ルイスと不思議の時計 (2018)

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 ジョン・ベレアーズのベストセラー“ルイスと魔法使い協会”シリーズの第1作『ルイスと不思議の時計』をイーライ・ロス監督で映画化したファミリー・ファンタジー・アドベンチャー。不慮の事故で両親を亡くした少年ルイスが、二流魔法使いの伯父ジョナサンと、その隣人で魔女のツィマーマン夫人と繰り広げる不思議な大冒険を描く。主演はオーウェン・ヴァカーロ、共演にジャック・ブラックケイト・ブランシェット
 1955年、ミシガン州のニューゼベディ。両親を事故で亡くした10歳の少年ルイスは、会ったことのない伯父のジョナサンに引き取られ、いたる所に時計が置かれた古い屋敷へとやって来る。そこはいかにも怪しげな雰囲気だったが、なんとジョナサンは魔法使いだった。ただし腕は二流。一方、隣人のツィマーマン夫人も魔法使いだったが、こちらは対照的に超一流。2人は互いに悪態をつきながらも、ルイスを温かく迎えてくれた。そんなジョナサンは屋敷の中で夜な夜な何かを捜し続けていた。それは、世界を滅ぼす力を秘めた魔法の時計だった。ルイスは世界の危機を救うため、ジョナサン、ツィマーマン夫人と力を合わせて時計の謎に挑むのだったが…。<allcinema>

2018年 原題:THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS 上映時間:105分
製作国:アメリ
ポンコツ魔法使いでも、きっと世界は救える。
監督:イーライ・ロス
原作:ジョン・ベレアーズ
脚本:エリック・クリプキ
出演:
ジャック・ブラック  ケイト・ブランシェット  オーウェン・ヴァカーロ   レネー・エリス・ゴールズベリー サニー・スリッチ  カイル・マクラクラン 
シネマ部の本年最後のお題。

予告編を観ていた頃から楽しみにしていたんだけど、
何しろ吹き替え版しかないのが残念。
予告編では笑えていたコナン君の声が、どうにも耳についてしまうし、
やっぱりご本人の声で聴きたかったかなあ。

懐かしいカイル・マクラクランも登場して、キャストは豪華でした。

児童書が原作ということでググってみたところ、
少年ルイスの成長物語に魔法が絡んでいて、本国アメリカでは人気の書籍らしいです。

両親を亡くしたルイスが叔父さんに引き取られ、
転校した先でのトラブルとも相まっての冒険物語。

ローウィン時期にぴったりの、お化けカボチャも出てきたり、〝椅子”が可愛かったり、
ゴシックホラー的な要素もあって楽しめます。

最近は映像の技術が進化して、当たり前になってしまった感があり、
このくらいだと(←失礼!)
驚くような何かがあるわけじゃないけど、さらりと観られて良かったです。

娘を亡くして悲しむ母親としての姿や、
ルイスを守ろうとする戦う魔女としての姿など、
ケイト・ブランシェットは、今回もカッコよかったです。