search/サーチ (2018)

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 「スター・トレック」「ハロルド&クマー」シリーズのジョン・チョー主演のサスペンス・ミステリー。行方不明になった一人娘を見つけ出そうと、SNSで手がかりを探っていくうちに浮かび上がってきた娘の思いも寄らぬ実像に混乱していく父親の不安と恐怖を、PC画面の映像のみという斬新なスタイルでスリリングに描き出していく。監督はこれが長編デビューとなるインド系の新鋭、アニーシュ・チャガンティ
 妻に先立たれ、女子高生の娘マーゴットと2人暮らしのデビッド。ある日、勉強会に行ったはずのマーゴットが行方不明なことに気づく。警察に失踪届を出したデビッドは、担当刑事のヴィックとともに、マーゴットのパソコンにログインし、彼女の手がかりを求めてSNSを探り始める。するとそこには、デビッドの知らないもう一人のマーゴットの姿があった。動揺しつつも、さらにマーゴットのSNSを探っていくデビッドだったが…。<allcinema>

2018年 原題:SEARCHING 上映時間:102分 製作国:アメリ
娘を検索する――はじめて知る闇
娘が行方不明。
唯一の手がかりは24億8千万人のSNSの中にある

監督:アニーシュ・チャガンティ
脚本:アニーシュ・チャガンティ セヴ・オハニア
音楽:トリン・バロウデイル
出演:
ジョン・チョー/デビッド・キム
デブラ・メッシング/ヴィック捜査官
ジョセフ・リー/ピーター
ミシェル・ラー/マーゴット
気になりつつも、優先順位は高くはなく…。
ところが、TOHOシネマズがシネマイレージウィークということで、
お安く鑑賞が可能になったので、それならば!と行ってきました。

いや~~、面白かったです!
これはネタバレ踏む前に観るべき作品なので、
公開中のレヴューには注意が必要な作品です。

主演が【スター・トレック】のスールー役のジョン・チョーで、
ちょっと馴染みもありますが、
奥さんを亡くして高校生の娘と暮らす父親役です。
アメリカ映画でアジア系の人が主役って、時代が変わってきましたね。

興味部深かったのは、すべてがPC画面という映像。
全部をそれでやり通せるのか、どう見せていくのか、
最後までそこから外れない作りには驚かされました。

ストーリーは、行方不明になった娘を探す父親のお話で、
実は娘のことは何一つ知らなかった、という、まあありがちな設定です。
ただ違うのは、様々なSNSを使うということ。
こんなサービスまであるのかあ、と驚くと同時に、
こういう人がたくさんいるのかも、と思うと怖くなりますね。

アメリカ社会は、このくらいのPCスキルはみな持っているんでしょうけど、
それがなかったら娘を探すこともできなかった、と思うと、
スマホの最新機種にも慣れておかなくちゃ、とか、
いろんなサービスも知っておかなくちゃ、なんてことを
世の親御さんたちは思うかもしれないですね。

事件の顛末を探るサスペンスとしても良くできていると思います。
伏線もあちこちにはってあるので、敏感な方はすぐに見破れるかも…!?