大停電の夜に

テレビで作品紹介を観た記憶がありました。
どなたの解説だったか覚えていませんが、
映像が綺麗だった
というコメントだけで、今回のレンタルになりました。

12月24日のクリスマスイヴの夜に、東京が停電になっちゃって
そこで起こる12人の男女のお話しです。

ジャズバーのオーナーと向かいのロウソク店の女
浮気をしている男とその妻
男の不倫相手
上海に恋人がいるホテルマ
過去を告白した老婦人とその夫
ヤクザと昔の女
乳がんの手術を翌日に控えた若いモデル
自称人工衛星オタクの男子中学生

停電前に、それぞれの事情が複線として描かれ
停電後に、絡み合って物語が進んでいきます。
話自体は特別複雑だったり、血なまぐさいこともなく日常の一コマです。
個人的には、浮気をされてる妻『原田知世』と
ジャズバーのオーナー『豊川悦司』とのシーンが好きでした。

が、停電したジャズバーに、色とりどりのロウソクが灯されるシーンは、本当に綺麗でした。
不思議なことに、ロウソクの温度が伝わって来る気がしました。
ほのぼのとするには良い作品でした。

《注意!》
あまりに淡々と進んでくので、体調が万全でないと寝てしまうおそれあり!
・・・かく言う私も、途中が抜けてしまったので二度観しました・・・^^;