レント/RENT

ブロードウェイの大ヒットミュージカルを映画化。
80年代末のニューヨークを舞台に、家賃(RENT)さえも払えない貧しい生活の中、
ドラッグやエイズといった様々な問題に直面しながらも
夢に向かって生きるアーティストの卵たちの姿を綴る。
1989年のクリスマス・イブの夜。イースト・ヴィレッジにある古いアパート。
家賃を滞納し電気も暖房も止められた一室に暮らす、
元ミュージシャンのロジャーと映像作家志望のマーク。
階下にはヤク中のダンサー、ミミ。
一方、マークの元彼女モーリーンは、現在レズビアンジョアンナと交際中。
そんな中、一帯の再開発で彼らの居場所がなくなろうとしていた。
TSUTAYA紹介文より》

ミュージカルというのは、映画になるとつまらなくなる・・・ちょっと言い過ぎかな?
ものなのでしょか。
以前観た【シカゴ】も、やはり肩透かしを食らった感じでした。

もともと舞台という奥行きのあるものを、
スクリーンという平面に置き換えよとするところに問題があるのか?
そんな風に感じたのですが、今回も同じことを思いました。

それから今回の作品では、セリフなら一言で済むものを歌にしてしまうので、
まどろっこしく感じてしまいました。
130分は長いです・・・。

内容は、う~ん、どうでしょう・・・?
エイズやドラッグ、日本ではなじみが薄い、ことがテーマだし、
レズビアンやゲイもちょっと・・・。
決して無知であってはいけないことだけど、
俺もエイズ、あたしも同じ。
なんて言うセリフが飛び交うと、さすがに入り込むことは出来ないかな。

舞台のオリジナルキャストだということなので、
皆さんの歌唱力は素晴らしい!
それを楽しむことは出来ますが、それと同時に作品を楽しむことは、う~ん・・・。

久しぶりに今回は残念賞デス・・・。