ミュージカル:風と共に去りぬ

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☆ミュージカル☆風と共に去りぬ

かの有名なマーガレット・ミッチェル原作の小説です。
1936年6月、ニューヨークのマクミラン社から刊行され
4ヶ月で70万部という大ベストセラーとなり、同年度のピュリッツアー賞を受賞。
その映画化は、1939年にハリウッドの大物プロデューサー、デヴィッド・O・セルズニック
のてで行われ、同年のアカデミー賞を8部門で受賞する超ヒット作となりました。
日本では、1966年に世界で初の舞台化され、その後1970年にミュージカル化。

今回観てきたのは、2001年に帝国劇場で初演されたオリジナルミュージカルです。

《キャスト》
スカーレット・・・・大地真央
レット・バトラー・・今井清隆
メラニー・・・・・・杜けあき
アシュレー・・・・・岡幸二郎

大地真央さんのファンです♪
彼女はテレビという限られた画面で観るより、絶対に舞台がいい!
ローマの休日も、マイ・フェア・レディも、とにかく綺麗でした。
今回も期待していきました。

会場は博多座です。
1月に『屋根の上のヴァイオリン弾き』を観て以来です。
お昼の公演だったので中年ご夫人方が多く、着物姿の方もいらっしゃってて、
『いずれはこうなりたいね』と友人と話したりもしました。

内容は原作に添って流れていきました。
特に奇抜なシーンがあるわけではありません。
でも、期待を裏切らない演出でも安心して観てられます。
出演者それぞれが、丁寧に演じていることもひとつでしょう。
とくにメラニーは素敵でした。
慈愛に満ちたメラニーが「そこ」に確かに存在していました。

喪服姿でレット・バトラーと踊るスカーレットも、
アトランタ炎上も、映画のそれと比べても劣ることはありません。
1部最後、タラの大地で『絶対に飢えません』という台詞、
ラストシーンの『明日は明日の太陽が昇る』という台詞。
どれも馴染みのシーンが次々と表現されていきます。

映画で何度も観たシーンです。
でも舞台で表現されるシーンは、また違った感動をおぼえました。
感動と興奮です。
とっても楽しい時間でした。

・・・映画好きには、ここぞといいう場面で、
  あの『タラのテーマ』が聞けないのが残念!って感じですけど^^;