プルーフ・オブ・マイ・ライフ


デヴィッド・オーバーンのピュリッツァー賞受賞の舞台劇を、
恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督、
グウィネス・パルトロー主演で映画化したヒューマン・ミステリー・ドラマ。
天才数学者だった亡き父が残した、一冊のノートに書かれた世紀の証明(プルーフ)をめぐって
深く傷ついた一人の女性の、再生への道のりを、緊張感溢れるタッチで綴る。
父ロバートが一週間前に亡くなり、悲しみから立ち直れずにいたキャサリンの前に、
父のかつての教え子、ハルが現われる。
やがて恋に落ちる二人。
しかしロバートのデスクから発見された一冊のノートが、彼らの運命を大きく変えてゆく…。

2004年の作品です。
見終わった後、なんだか【博士の愛した数式】とタブってしまいました。
【博士・・・】は映画は観ていません。
原作を読みました。

文学に数学が絡み合って、ちょっと苦手な部分もあったけど、
今回の作品も同じ感じがしました。
設定はかなり違いますけど。

主人公のキャサリンが、何故そんなに傷ついてしまったのか。
姉との確執の深さは何故なのか。
再生していくきっかけはなんだったのか。

まあ、いろいろと自分で考えて答えを探さなければいけません。

見終わった後に、決して心が温かくなったり、満ち足りた感じになったり
・・・そんな風には思えませんでした。
心が元気じゃないと、感情移入しにくい作品のようです。