イン・ハー・シューズ
対照的な2人の姉妹の人生を、キャメロン・ディアス、トニ・コレット共演で描く感動ストーリー。 ジェニファー・ウェイナーの同名小説を「L.A.コンフィデンシャル」のカーティス・ハンソン監督で映画化。 周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症というハンディキャップがコンプレックスとなっているマギー。 一方姉のローズは弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。 定職にも就かず、ローズの家に居候していたマギーだったが、ある時、ローズの怒りを買い家を追い出されてしまう…。
最初に繰り広げられる姉妹の確執のシーンでは、かなり苛々としてしまって
このまま続いたら観るのを止めてしまったかもしれない。
そんな状況でした。
何がそんなに嫌だったか…。
このまま続いたら観るのを止めてしまったかもしれない。
そんな状況でした。
何がそんなに嫌だったか…。
けれどその後、マギーがコンプレックスを持っていて
その為に何事にも自暴自棄になっていることが分かり、
これからどうやって変わっていくのかな?と楽しみになりました。
その為に何事にも自暴自棄になっていることが分かり、
これからどうやって変わっていくのかな?と楽しみになりました。
祖母のエラ。そして周囲の高齢者たちが凄くよく描かれていました。
ダテに歳を取ってるわけじゃないのよね。と、
爽快な気分になっていきました。
ダテに歳を取ってるわけじゃないのよね。と、
爽快な気分になっていきました。
それ以外にも、とにかく登場してくる人物がとても丁寧に描かれていると感じました。
過不足なく、充分に満足できる作品でした。
過不足なく、充分に満足できる作品でした。
マギーも、優秀なはずの姉・ローズの、どこかしら弱い部分があって、
それを助けたり補ったり…。
親子でも姉妹でも、そして他人でも、周囲の人達とのつながりがあって生きていけるし、
どんな人からでも教えを乞うことができる。
気が付いたら、姉妹とも素敵な女性になってました。
それを助けたり補ったり…。
親子でも姉妹でも、そして他人でも、周囲の人達とのつながりがあって生きていけるし、
どんな人からでも教えを乞うことができる。
気が付いたら、姉妹とも素敵な女性になってました。
なかでも、マギーと教授のエピソードは心温まりました。
ゆっくりでいい…。
そう言ってあげることで、マギーは『読む』ことを始められたのです。
ゆっくりでいい…。
そう言ってあげることで、マギーは『読む』ことを始められたのです。
人に優しい、とは、まさにこういうことなのでしょうね。
優しい人間でありたいです。