シークレットウインドウ


湖畔に建つ別荘で新作小説を創作中のベストセラー作家モート・レイニー。
だが彼は、妻エイミーとの離婚調停に身を削られて執筆活動も行き詰まり、スランプに陥っていた。
そんなある日、モートのもとにジョン・シューターと名乗る正体不明の男が訪ねてくる。
そしてシューターは唐突に、モートが自分の小説を盗作した、と言い放つのだった。
最初は全く取り合わないモート。
しかし、シューターが置いていった彼の原稿の内容は、
モートの著書“秘密の窓”と瓜二つだった。
以来、モートはシューターから執拗に付きまとわれ始めるのだが…。 

若いころのジョニーばかり観ていたので、
今の彼が見たい!と購入してしまった作品です。
内容は、映画通の人のはイマイチのようですが、私は充分に楽しめました。

オープニングのモートの表情。
いったい何が始まるのかと、内容を知っていても引き込まれます。
そして最後。モートが壊れて行くシーン。
圧巻です。
不安なモート。威圧的なモート。
ジョニデさんの持ち味が存分に楽しめます。

そして途中、離婚書類にサインしない煮え切らない嫌な中年男を
本当に嫌なヤツとして演じてます。

ぼさぼさ頭で破れたガウンを着てカウチで寝てる姿なんて
どこにでもいそうな普通の男です。
特典メニューでインタヴューされてる本人とは大違いで、笑えます。

この嫌なヤツが好きなんです。
だからこの作品が好きなんです☆


☆☆☆おまけ☆☆☆
  美容院で、20代のスタッフから
  「凄いファンになったけど、年なんですよね~」
  と言われてしまいました。
  そっか・・・。同年代から見たらいい男だけど、
  若い子から見たら年なんだ・・・と改めて思いました・・・。