アイランド

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近未来。
大気汚染から守られ、管理の行き届いた安全で快適なコミュニティで暮らすリンカーン。
彼やその他の住人にとっての夢は、地上最後の楽園といわれる“アイランド”へ行くこと。
そしてその抽選会が、毎日のように行なわれていた。
だがある日、リンカーンは換気口から入ってきた一匹の蛾を見て、ある疑念を抱く。
やがて彼が独自に調査を進めるうち、自分たちは保険契約を結んだクライアントへ
臓器を提供するために生かされているクローンで、“アイランド行き”の名の下に
臓器を摘出される、という事実を知ってしまう…。 

ユアン・マクレガーが好演していました。
派手なアクションやストーリーは、惹きつけられるものがありました。

ところが・・・。
結末がね~。
どうしてもしっくり来ませんでした。

クローンが、自分たちも生きたいと考えるのは仕方ないとして、
じゃあ、そのためにクライアント・・・つまりは本体・・・を抹殺してもいいのか?
そこに嫌な感じが残りました。

確かに元々クローンを作った理由というのはどうかと思います。
・・・不老不死は、地位も名誉もお金ももった人間の、最終的な望みなんでしょうかね。

クローンが意思を持ってしまったから、困った展開になってしまいまいした。
クローン達はどうするのでしょう。
そんなことを考えてしまって、
なんだかな~という感想になってしまいました。