デイジー


猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンと「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソンの共演で贈る
サスペンス・ラブストーリー。
全編オランダを舞台に、一人の美しい女性と彼女を愛する刑事と暗殺者、
皮肉な運命に翻弄される男女3人の愛の行方がスリリングに描かれる。
監督は香港のヒットメイカー、アンドリュー・ラウ。
画家の卵、ヘヨンは、デイジーの花を贈り続ける名前も顔も知らない男性を想い続けていた。
そんなある日、広場で肖像画を描くヘヨンの前に客として現われジョンウ。
ヘヨンは、彼こそ彼女が想い続けてきた運命の相手と確信するが…。

バックに流れるチャイコフスキーピアノ曲舟歌』が
切なさを誘って、とても効果的に使われています。
・・・とはいえ、一歩間違えば「ストーカーか!?」と言えるんじゃないかと・・・。

女性向きのラブストーリーです。
ヘヨンが描き続ける絵と、小物として使われいるデイジーの花、
そしてBGMのピアノ曲が、さらに盛り上げてくれます。
展開はありがちです。
進んでいく方向は予測できます。
暗殺者と刑事ですからね。ハッピーエンドは望めない!?

それにしても、主演の《チョン・ジヒョン》なんとも言えず良いです。
綺麗です。
きっと大きなスクリーンに、その表情が生き生きと映し出されていたのでは、
そう思えるほど惹き込まれました。

笑顔というより、ちょっと哀しそうな寂しそうな表情が良かったです。

暗殺者側からの視点で描かれたアナザーストーリーもあるようです。
う~ん。どうなんでしょう・・・?