コーラス
http://www.discas.net/img/jacket/162/055/r162055901L.jpg
世界的指揮者のピエール・モランジュは、母の葬儀のため帰郷した際、 子ども時代の友人ペピノから一冊の日記を手渡される。 それは彼の当時の音楽教師クレマン・マチューが遺した形見だった。 1949年、フランスの片田舎。“池の底”という寄宿舎に新たに赴任してきたマチュー。 そこでは、親をなくした子どもや、素行に問題ある子どもたちが集団生活をしていた。 子どもたちは心に問題を抱え、校長はそんな彼らに容赦ない体罰を繰り返していた。 マチューは子どもたちに本来の純粋さ、素直さを取り戻してもらおうと、 “合唱団”の結成を決意する。
マチュー先生のその後が、今から描かれるのかな
と思っていたときに、エンドクレジットが始まってしまうくらいに
短い作品でした。
何しろ、最近はとても長い作品が多いので・・・。
と思っていたときに、エンドクレジットが始まってしまうくらいに
短い作品でした。
何しろ、最近はとても長い作品が多いので・・・。
音楽を通して荒んだ子供たちの心を癒し、成長させていく。
簡単に言えばそんなストーリーです。
簡単に言えばそんなストーリーです。
好きな作品、【天使にラブソングを2】も同じテーマでしたよね。
音楽にはそんな力があるんです。
音楽を通じてじゃなくても、
大勢の生徒の中から、才能を見いだしてあげることも教師としての役目。
何かを通して団結したり、助け合ったり、そういうことを教えることも大人の役目。
大勢の生徒の中から、才能を見いだしてあげることも教師としての役目。
何かを通して団結したり、助け合ったり、そういうことを教えることも大人の役目。
大人が大人としての役割を果たせたら、もっと過ごしやすい世の中になるのかな。
そんなことをチラッと思ったり・・・。
そんなことをチラッと思ったり・・・。
やっぱり音楽って素晴らしいね、なんて思ったり。
有りがちな展開だけど、素直に観ることが出来ました。
伯爵夫人の前で、モランジュがマチュー先生の指揮で歌うシーンは素敵でした。
声はもちろんのこと、歌うことの歓びを全身で表わしてるようで、
二人の絆の深さも感じられて、心に響きました。
声はもちろんのこと、歌うことの歓びを全身で表わしてるようで、
二人の絆の深さも感じられて、心に響きました。
”池の底”にいた全ての少年たちや教師達が、その後どうなったか、
思いを馳せることも出来ます。
余韻を楽しむ作品だと感じました。
思いを馳せることも出来ます。
余韻を楽しむ作品だと感じました。
秀作です。