県庁の星

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桂望実の同名ベストセラーを「踊る大捜査線」シリーズの織田裕二主演で映画化した、
痛快エンタテインメント・サクセスストーリー。
県庁のキャリア公務員が三流スーパーの研修でそのエリート意識を挫かれ、
本当に大切なものを少しずつ学んでいく姿を描く。

K県庁のキャリア公務員、野村聡は極端な上昇志向の持ち主。
ある時彼は、県政の目玉プログラムである民間企業との人事交流研修のメンバーに選出される。
ところが、派遣されたのは田舎の三流スーパー“満天堂”。
しかも、野村の教育係となった二宮あきは自分より年下のパート店員だった…。 

公開当時から、織田裕二ファンとしては気になっていた作品でした。
ようやく観られた~!

織田裕二のエリート社員と、柴咲コウ演じるパート店員。
キャスティングは中々良かったのでは!?

ただし、時間は長かったですね。
前半と後半、展開は絵に書いたような流れで進んでいきますから。
どうなるの!?というどきどき感はありません。
裏切られることのない流れだから、もっとスピード感はあったほうが良かったかも。

それとラスト。
ちょっと物足りなかったかな。
もっと二人の関係がおシャレにまとまって欲しかった。

でも、日の丸親方のお役所と利益をあげなくちゃいけない民間企業と、
そこには大きなギャップがあるんですよね。
パートで弟を育てる"あき"の日常は、もっと切ないんだよ。
県庁のエリートさんとはもっともっと格差があるんだよ。
なんて意地悪く思ったりしたけど・・・。

でもまあ、あまり深く考えずに面白がっていいと思います♪