消えた天使

イメージ 1

性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官が、新米の女性調査官とともに10代の少女の失踪事件を追うサイコ・サスペンス。
監督は本作でハリウッド進出を果たした、『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ。
『シカゴ』のリチャード・ギアが主人公の調査官を、『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズが新米調査官を演じる。人気ミュージシャンのアヴリル・ラヴィーンが出演しているのも見逃せない。

性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官バベッジリチャード・ギア)は、後任の新人調査官アリソン(クレア・デインズ)を指導するが、アリソンはバベッジの手荒な調査方法に反発を覚えるようになる。そんな中、10代の少女の失踪事件が起き、バベッジは性犯罪登録者のしわざだと確信するが……。 (シネマトゥデイ

リチャード・ギアが好きなので、映画館での予告編を観た時からチェックしてました。
サイコ・サスペンスというフレーズや、監督がアンドリュー・ラウということも、
観たかった原因ですが…。

いや~。
こんなにハードな映像だとは…
しんどかったです(汗)

『快楽殺人』
こんなことが本当に起こっているとは、信じたくない。
そんな映像が、次から次へと出てきます。

犯人を追う監察官バベッジ
そのバベッジが本当はどんな性格なのか、気になってましたが…。

『怪物をさがす者が怪物にならないように』…言い回しはちょっと違うかもしれないけど
それが、この作品の底辺にあったんだと、
最後にもう一度この言葉が出て思いました。

犯人に、同じだ!と叫ばれて、うろたえるバベッジ

本当に同じなのかも、と思ってしまうくらい
バベッジは時々異常な行動に出てしまいます。

もちろん、犯人を見つけたい、失踪した少女の両親に真実を伝えたい、
そう思う気持ちは真実だと思うけど、
それ以外に何かあるの!?と、思ってしまうのです。

その後、監察官をリタイアしたバベッジに、
穏やかな日々が訪れているといいのだけど…。
怪物にならずに踏みとどまったと信じたい。