ジャック・サマ-スビー
http://www.discas.net/img/jacket/080/729/r080729176L.jpg
ジェラール・ドパルデュー、ナタリー・バイ主演のフランス映画の米版リメイク。 1890年代後半のアメリカ南部。戦争のために村を出た夫ジャック・サマースビーが、6年振りに帰ってきた。戦死したと思っていた男の帰還は、妻をはじめ、村人たちに動揺を引き起こす。 しかも、彼はかつての粗野で残忍な性格を潜め、まるで別人のように振る舞う。 そんな彼が昔の殺人の罪で逮捕される。法廷でサマースビーの妻は「夫ではない」と証言する…果たして、彼は誰なのか。リチャード・ギア、ジョディ・フォスター共演。衝撃のクライマックスが感動を呼ぶ、ミステリアス・ラブ・ストーリー。
あら~、J.フォスターだったんだ~!とお間抜けな感じのオープニング。
1993年作品なので、二人とも若いですよ!!
1993年作品なので、二人とも若いですよ!!
6年ぶりに戻ってきた夫に、多少の違和感を感じる妻。
戦争があったし、6年も経っているからと、
きっと自分を納得させながら、一緒に暮らしていたのでしょう。
戦争があったし、6年も経っているからと、
きっと自分を納得させながら、一緒に暮らしていたのでしょう。
夫を見つめる妻の瞳は、決して穏やかではありません。
なぜ、寝室が一緒じゃないんだろう。
なぜ、キスもしないんだろう。
なぜ、寝室が一緒じゃないんだろう。
なぜ、キスもしないんだろう。
そんな疑問は、少しずつ明らかになっていくのですが、
それと同時に、夫婦の関係が以前と違うということが分かっていきます。
それと同時に、夫婦の関係が以前と違うということが分かっていきます。
「別人だと、妻なら分かります」
力強い言葉です。
「愛しているから、夫ではない」
悲痛な叫びです。
後半の裁判シーンは、ちょっと錯覚。
R.ギアの得意とするシーンのような気がして、現代物みたいでした。
J.フォスターは、若い頃からクールビューティです。
R.ギアの得意とするシーンのような気がして、現代物みたいでした。
J.フォスターは、若い頃からクールビューティです。
そのシーンからラストまで、息を呑みます。
ジャックとして生きていくことを選んだこと。
帰る家が欲しいと訴えたこと。
そんな生き方じゃなくてもいいじゃない!と思ってしまうけど、
彼には選べなかった…。
選ぶ必要はなかった。
帰る家が欲しいと訴えたこと。
そんな生き方じゃなくてもいいじゃない!と思ってしまうけど、
彼には選べなかった…。
選ぶ必要はなかった。
ジャックとして生きようと帰った時から、
ローレルに出会った時から、
すでに決まっていたんでしょうね。
ローレルに出会った時から、
すでに決まっていたんでしょうね。
切ない作品ですが、好きな作品の一つです。