及川浩治ピアノリサイタル

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3年ぶりに、及川さんのリサイタルに行ってきました。
3年前は、広島まで聴きに行ったんですが、
今回は地元での演奏会でした。


PROGRAM

「激情のベートーヴェン」 
ルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1828) 

ソナタ 第3番 ハ長調 作品2-3 

ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」 

ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」 

ソナタ 第23番 へ短調 作品57 「熱情」 



今回の会場は、舞台の後方にも座席がありましたので、
今夜はそこで聴くことにしました。

音に関しては、ちょうど蓋側になるので、響きが抑えられた感じです。
真上より少し外れてましたから、指の動きは見えませんでしたが、
及川さんの表情は、よ~くわかりました。


演奏に入り込んでいくと、歌声やうめき声みたいな声も聞かれました。

汗も大量にかかれるようで、
胸ポケットからハンカチを取り出して拭いたり、
途中で手の甲で拭ったりしていました。

そんな仕草に加え、彼のエネルギッシュな演奏がとても身近でした。

今夜はベートーヴェンソナタだけでしたけど、
身体全体で演奏し、フォルテはもちろん大胆。
それに反して、ピアノの音色は透き通っています。


元気をもらえる演奏でした。

アンコールがイケてました!

子供さんも多く来ていたのをご存じだったんでしょう。
エリーゼのために

こんな素敵な『エリーゼのために』は聴いたことがありません。
テーマは甘く、短調の部分は激しく…。
女の子とお母さんが、嬉しそうに聴いていたのが印象的でした。


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CDを買ってサインと握手をいただきました。
「広島から2回目です」って言ったら、
「そうですか!」と返事をしてくださいました。


…本当は2回以上行ってるんだと、あとで思い出す有様でしたが…。

よーし!
練習頑張ろう!

一緒に行った友人たちと、そんな会話を交わして帰路に着きました。