日本沈没

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小松左京の傑作SF小説を「ローレライ」の樋口真嗣監督、草なぎ剛柴咲コウ主演で映画化。日本列島の沈没という未曾有の危機を迎えパニックに陥る日本国民の姿とその中で出会った一組の男女の運命の行方を描く。

ある深海調査に参加した潜水艇《わだつみ6500》のパイロット・小野寺俊夫は、そこで驚愕の事実を知る。海底プレートの急速な沈降で、日本列島が1年後に沈没するというのだ。調査を指揮した地球科学の田所博士は日本の危機を訴えるが、学会は全く耳を貸そうとしなかった。しかし、内閣総理大臣・山本尚之は事態を重く受け止め、危機管理に乗り出す。(TSUTAYA DISCAS)


いや~、参りました。
邦画でのこのジャンルは、ほとんど期待しません。
今回も草薙くん観たさと言うだけだったのですが…。

なんだかツボにはまってしまったようで、
けっこう感動してしまいました。


映像とか脚本とか、そういうので感動したわけではなく、
この状況が自分に起きた時、いったい誰と逃げるんだろう…。
まあ、そんなことを考えながら観ていたわけです。

一人ぼっちになった少女みたいに、誰か手を差し出してくれるのかな。

かなり唐突な発想ですが…。


そして草薙くん。
お茶目な感じばかりが印象的な彼が、
とても真面目な役をかっこよく演じていました。

ラブストーリィは必要ないという意見もあるようです。
確かに、いつの間に二人はそんな関係に?と思ってしまいますが、
守りたい人がいる
この台詞はやはり大事でしょう。

この台詞にもぐっと来てしまいました。

そういう人に巡り合いたい!


そしておまけ。
大地真央演じる危機管理を任された大臣が、
最後まで任務をやり遂げた姿に感動。

これは、最近TVでもあっていましたが、
踊る大捜査線】で真矢みきが、ダメな上司を演じていました。
あれを観たとき、“だから女はダメだって言われるんだよね”
と寂しく思いましたので、
今回の女性大臣に感動したわけです。

女だって大きな仕事をやり遂げられる人はいる!
なんて…。



…と、かなり作品本来の感想からは遠くなっていますが、
そんなところに単純に感動していました。


前作や原作を愛する人には不向きらしいのすが、
草薙くんとコウちゃんを愛する方、いかがでしょう。