レッスン!
ニューヨークの公立小学校で教育の一環に社交ダンスを取り入れ大きな実績を挙げた実在のダンサー、ピエール・デュレインのエピソードをヒントに描かれた青春ストーリー。ニューヨークの不良高校生と社交ダンスの指導者との交流を熱くさわやかに綴る。主演はアントニオ・バンデラス。 ニューヨークのスラム街。社交ダンス教室を運営するピエール・デュレインは、地元高校生の荒廃ぶりを目の当たりにして、生徒たちの更正に社交ダンスで一役買いたいと自ら高校に乗り込んでくる。はじめはHIP HOPしか知らない生徒たちに相手にされなかったピエールだったが、彼の辛抱強い呼びかけに、次第に生徒たちも心を開き、いつしか社交ダンスの魅力に惹かれていく。(allconema)
先生、世界一の社交ダンサー
生徒、誰もが見放す落ちこぼれ
生徒、誰もが見放す落ちこぼれ
2006年作品
この手のストーリーはあちこちで見かけます。
ダンスだったり音楽だったり。
それもほとんどが実話を基にして、というパターンです。
それもほとんどが実話を基にして、というパターンです。
何かに熱中したい若者、誰かに見守られたい若者がどれだけいるのかと、
世の中が寂しく、孤独なのかと思い知らされます。
世の中が寂しく、孤独なのかと思い知らされます。
展開は分かっているので、何か惹きつけるものがあるのか。
後のお楽しみはそこでした。
後のお楽しみはそこでした。
その二点でしょうね。
A.バンデラス扮するピエール先生は、まったくのボランティア。
社交ダンスを通して礼儀を学べば、
男はレディファーストを重んじて女性に手を上げたりしなくなるし、
女性は男性への信頼を回復する。
男はレディファーストを重んじて女性に手を上げたりしなくなるし、
女性は男性への信頼を回復する。
という信念でレッスンを始めたのだと、PTA役員に語るとき、
そういうことを教える人が、彼らの周囲にいないのだと感じました。
そういうことを教える人が、彼らの周囲にいないのだと感じました。
…多少教育に関わっている私としては、身につまされましたけれど(^^ゞ
ピエール先生のタンゴは素晴らしいし
あちこちでニヤリとするシーンもあり、
またこの手か…。
などと言わずに観ることができました。
あちこちでニヤリとするシーンもあり、
またこの手か…。
などと言わずに観ることができました。
外すことなく結末へ向かって行きます。
踊るだけが目的ではないので、ダンスシーンは少なめです。
踊るだけが目的ではないので、ダンスシーンは少なめです。
それでも、これは楽しい仕上がりでした。
A.バンデラスのカッコいいダンスを観たい方、
優しい気持ちになりたい方、いかがでしょう。
優しい気持ちになりたい方、いかがでしょう。