85歳になった生徒さん②
先日書いた生徒さんのその後です。
土曜日にレッスンがあったのですが、
ドアを開けてお教室に入って来た姿にちょっと不安が…。
いつもはとても朗らかなのに、とても疲れているように感じました。
土曜日にレッスンがあったのですが、
ドアを開けてお教室に入って来た姿にちょっと不安が…。
いつもはとても朗らかなのに、とても疲れているように感じました。
レッスンを終えて、次のレッスンの確認をしたところ。
“実は今月いっぱいでレッスンを止めようと思います”と言われました。
“実は今月いっぱいでレッスンを止めようと思います”と言われました。
理由を伺うと…。
年齢的に、これ以上の上達は望めない。
レッスンを受けて、新しい曲を弾くことではなく、
今まで習った曲を弾いて行くことで、ピアノを続けて行きたい。
レッスンを受けて、新しい曲を弾くことではなく、
今まで習った曲を弾いて行くことで、ピアノを続けて行きたい。
ということでした。
言葉はなく…。
何よりも年齢的な限界は私が一番感じでいたことで、
生徒さんからもそう言われると、引き止めることもできませんでした。
生徒さんからもそう言われると、引き止めることもできませんでした。
ピアノを弾くことは止めない。
今まで習った曲をどれから弾こうか、それが楽しみ。
今まで習った曲をどれから弾こうか、それが楽しみ。
そう笑顔で言われました。
つらい現実ですが、弾くことは止めない、と言われたことには少し救いがありました。
今までにいろんな形で卒業していった生徒さんがいます。
85歳の生徒さんとも、次回のレッスンが最後となります。
また一人、ご卒業です…。