愛の流刑地

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渡辺淳一の同名ベストセラーを映画化した官能ラブ・ストーリー。情事の最中に男が女の首を絞めて殺すという結末を迎えた一組の不倫カップルの愛と死の真相を官能的に綴る。主演は「北の零年」の豊川悦司と「ヴァイブレータ」の寺島しのぶ。監督はTVドラマを多数手がけ、これが映画監督デビューとなる鶴橋康夫

 ある日、情事の果てに相手の女性を絞殺したとして一人の男が逮捕される。男は元ベストセラー作家の村尾菊治。被害者は夫も子どももいる女性、入江冬香。菊治は、冬香が殺してほしいと望んだからだと主張する。一方、事件を担当する女性検事・織部美雪は調べを進めるうち、冬香の気持ちに共感を抱き始めている自分に困惑していく…。(allcinema)



もう、だれにもさわらせない

2006年作品
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かなり話題になった作品だったので、期待していたのですが…。

きっと原作の方がいろんなものが伝わるんだろうな…。
そう思ってしまいました。


渡辺淳一氏の作品はいろいろ読みましたが、これは未読です。

一連の作品に共通の箇所がある気がします。
男性はある程度年齢や地位があり、でも男として少々くたびれて…。
女性は家庭にないものを外の世界に見出し、女としての歓びに目覚め…。

作品のテーマを感じる仕上がりになっていなかった気がして、
過激なシーンばかりが目立って、興ざめしてしまいました。


キャストも、申し訳ないのですがピンときませんでした。

寺島しのぶさんって、こういう役、似合わない気が…。

もっと儚い感じの女性が良かったですね。

弁護士の陣内孝則氏…。派手な口調がわざとらしく…。
検事の長谷川京子さんに至っては、どんな役割があったのか分からないけど、
あんな服装で検事の仕事しますか…?


そういうところばかりが目について、作品に集中できませんでした。

豊川悦司さんは良かったけど、もっと年齢の上の人が良かったかな。


あ~~!
どうもお勧めする点が見つからない作品です。