魔笛

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シェイクスピア劇の映画化に定評のある英国の才人、ケネス・ブラナー監督がモーツァルトの人気オペラに挑んだ意欲作。舞台を第一次大戦下のヨーロッパに移し、華麗な名曲の数々と、大胆かつマジカルな映像で綴るファンタジー・ラブストーリー。キャストにはルネ・パーペをはじめ最高峰の歌手が顔を揃えた。
 第一次世界大戦塹壕戦のさなか、兵士タミーノは迫り来る毒ガスによって気を失う。夜の女王の侍女を務める3人の従軍看護婦が毒ガスを一掃し、タミーノを救い出す。従軍看護婦たちは暗黒卿ザラストロに奪われた夜の女王の娘パミーナの救出をタミーノに依頼する。女王から魔法の笛を贈られたタミーノは、小鳥を愛する小心者の兵士パパゲーノと共に、パミーナの救出へと旅立つが…。(allcinema)




奇跡の音色が世界に愛を咲かす

2006年 イギリス製作

モーツァルトの有名なオペラを映画化、ということだったので、
公開されたときに、音楽教室にも宣伝チラシや割引券が来たのを覚えています。

ちょっと楽しみにしていました。
…が…。

まず、英語だというのに違和感。
オペラって普通はイタリア語やドイツ語ですよね。
なんとなく分かる単語は出てくるものの、慣れませんでしたね~。

それから、時代背景。
なぜに第一次大戦なんでしょう。

変に現実的な部分と、でも夜の女王の設定はそのままだったりと、
素直に物語に入り込めませんでした。


もっとおとぎ話的なんですよね。


それでも、それぞれの役者さんの歌声は素晴らしいです。
生の声には負けますけど、充分に楽しめます。

高音から低音まで、人の声の妙技を聴くことができます。

馴染みのある曲も聴けることでしょう。


オペラは、チケット代も高額だし敷居が高いし…。
と思う方に、オペラ導入編としていかがでしょう。

面白いオペラはたくさんありますから^^