花より男子ファイナル(2008)

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神尾葉子の人気コミックを井上真央主演でTVドラマ化し大ヒットした「花より男子」シリーズの劇場版にして完結編となるラブ・ストーリー。シリーズパート2「花より男子2(リターンズ)」の最終回から4年後のつくしと“F4”メンバーたちの物語が綴られる。監督はドラマ版に引き続き石井康晴
 貧乏なのに超セレブばかりが集う名門高校・英徳学園に通い、肩身の狭い思いをしていた牧野つくし。そんな彼女は学園を牛耳る御曹子4人組、通称“F4”と出会い、紆余曲折の末にリーダーの道明寺司と恋仲に。そして、つくしの高校卒業のプロムでは、ついに司から感動的なプロポーズが。それから4年。司は、つくしと来年春に結婚することを全世界に向けて発表、一躍お茶の間の注目の的となったつくし。かつての天敵、司の母・楓からも、代々受け継がれてきた推定100億円のティアラを贈られ、司の花嫁として正式に認められた。ところがその夜、大事なティアラが何者かに盗まれてしまう。このままでは2人の結婚にも赤信号が。つくしと司は盗まれたティアラの行方を追って、世界中を駆け巡るのだったが…。(allcinema)

ハッピーエンドは3度ない?!




映画の割引券をもらったので、普段はレディースデイか、ファーストデイなど、
1000円で観られる日を選ぶので、
こんなときくらい、日曜の昼間に行こうじゃないかと、
明日は発表会だというのに、後輩と出かけてきました。


割引は今月末まで。
夏休みに入った映画館は、お子ちゃま向けの作品がずらっと並んでいます。

これと言って観たい作品はなかったので、【花男】を選んでみました。



漫画は読んでません。
TVドラマは見ました。見た気がする…?

大体の人間関係が分かっているから、何とかなるかなと、かなりお気楽。


子供のころに読んだ少女マンガの世界です。
単純にその世界に浸ってしまいました。

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F4のメンバーは、この作品で売れた感じですよね。今では主役を張るようなメンツが揃っています。
その中でも小栗旬くんは、無条件でかっこいいです。
おバカキャラ松潤くんも、はまり役でしたね。


そんなかっこいい面々が、かっこいいフレーズを語り、かっこよく立ち回る。

女の子が大好きなパターンですよね。

女の子という年齢ではない私でも、それを忘れて楽しんでしまえる作品です。


女の子という年齢でない私が感動したのは、真相が分かったときです。

基本、家族というキーワードに弱いので、
つくしの両親の思い、そしてそれに答えた道明寺の思い…。

ここはきましたね~。

世の中の人たちが、こんな風に相手を思いやり、信頼しあい、優しくなればいいのに。
そうしたらもっと生きやすい世の中になるんじゃないのかな。


そしてもちろん、F4の友情。


家族と友達と恋人と…。
当たり前だけど、忘れてしまいそうになるいちばん身近で頼りになる人たち。


つくしと道明寺の未来もきっと明るい!





131分の長い作品です。
途中でだれてしまった感じは否めませんが、個人的には感動できる部分もあって楽しめました。

そうそう、道明寺のお姉さん、どうしちゃったのかな。
好きだったので残念でした。



《おまけ》
北大路欣也さんは、“おとうさん”を思い出してセリフに苦笑いでした(^^ゞ