バスケットボール・ダイアリーズ

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ジム・キャロルの『マンハッタン少年日記』を基に映画化した作品。マンハッタンのダウンタウン。ミッション・スクールに通うジム、ミッキー、ペドロ、ニュートロンは、マクナルティ神父が担当するクラスの問題児たち。制服を着くずし、シンナーを吸い、ちょっとした盗みを働いて虚勢を張っても、彼らはバスケットボールに夢中の他愛のない不良少年に過ぎなかった。しかし、凶暴な街マンハッタンでの経験が彼らを次第に蝕み、やがてストリートキッズとして、引き返せない道へと踏み出していく……。平凡な少年たちが、やがてドラッグなどに蝕まれ、後戻りの出来ない道へとはまってゆくアメリカの現状を、原作者の実体験を基に、赤裸々に描き出した衝撃的作品。(allcinema)


1995年作品




Gyaoのサイトで見つけた、レオナルド・ディカプリオ君の若い頃の作品です。


バスケットに夢中だったはずなのに、好奇心からドラッグをやってしまったばかりに
引き返せない世界に呑まれていってしまう若者達。

実話ベースの物語です。

根は悪人ではないのに、ドラッグのためならなんでもしてしまう。
そうなってしまう恐ろしさ。
それは観ていて哀れな様です。

ドラッグを抜くために軟禁されるシーンなど、
綺麗な部分だけを演じようとしたら絶対にやらないだろうな、というくらいに
レオ君はみじめな姿を晒しています。

その部分だけではなく、この作品全体で…。


母親との会話も凄まじかった。
こうなってしまった息子を救うために、母親は泣きながら突き放す。
その母親に必死で縋る息子。



ドラッグだけではなく、やっちゃいけないことをやっちゃいけないんだよ。

自分がみじめになるし、周囲の人を不幸にするんだよ。


そんなことを教えてくれる作品です。


もっと自分を大事に生きてほしい。
そう思わずにはいられない作品でした。


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ギルバート・グレイプ】で共演の
ジュリエット・ルイスが出ておりました。