現実は厳しいです

先月愚痴った生徒さん、今日がレッスンでした。


辞めようと思います。と言われました。

理由はいろいろ…。
歯を治す、眼鏡を新しくするので金銭的に難しい。
ピアノは元々コーラスの音取りのために始めたので、それは続けていけるから、ということでした。


ゆっくり少しづつやっていきます、と言われていたのですが、
年齢的に弾けなくなっている、ということを認めたくないのですよね。


今の自分を認めるということは、本当に難しいと思いました。

イメージ 1
年齢の壁。
これは誰にでも平等に訪れることで、それは私だって同じです。

楽譜を読むのが遅くなったり、すぐ疲れたり、
練習量を増やしていかないと、今までと同じレベルを保つのは大変なことです。
それを感じてはいるものの、それを生徒さんにどうやったら伝えられるでしょうか。

80代、70代の生徒さんがいなくなりました。
生涯教育を掲げていても、実践していく現場は厳しいです。