フライボーイズ

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第一次世界大戦時、義勇兵としてフランス空軍に加勢した“ラファイエット戦闘機隊”の実話を基に、アメリカ人初の戦闘機パイロットとして活躍した勇敢な若者たちの愛と正義の物語を、複葉機による迫力の空中戦満載で描いた航空機アクション大作。主演は「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ、共演にジャン・レノ。監督は、自身も14歳で曲技飛行の免許を取得したパイロットでもあるベテラン職人監督トニー・ビル。
 第一次世界大戦真っ只中の1916年。中立を守るアメリカでは、テキサスの農場に暮らしていた青年ローリングスが土地を追われ、新天地を求めてフランスへ渡る。そして戦闘機パイロットの活躍を知ると、自分の未来を懸けて“ラファイエット戦闘機隊”に参加するのだった。彼はそこで、同じように事情を抱えてアメリカからやって来た仲間たちと出会う。パイロットとしては全くの素人の彼らを、司令官のセノール大佐は温かく迎え入れる。ある日、ローリングスは訓練中に不時着事故を起こし、若いフランス人女性ルシエンヌに助けられる。彼女に一目惚れしたローリングスだったが、そんな中、ローリングスと仲間たちの初陣の時がいよいよやって来る。(allcinema)


俺は飛ぶ。
信じるものの為に──。


2006年 フランス/、アメリカ製作作品




ジェームズ・フランコ主演ということで、レンタルしてみました。
8月という、日本でも戦争があったということを年に一度は実感する季節でもありますし…。


実話を基にしたということで何気に観ていたのですが、
観ているうちに、知ってるかも…というエピソードに行き当たりました。

第一次世界大戦なので、コンピュータもミサイルもありません。
戦闘機に乗った相手の顔を見ながらの戦闘です。
あっという間に人が死ぬのではなく、
どんな風に死んでいくか、目の当たりにする戦闘です。


画面上でゲームのように撃ち合うわけではありません。

生身の人間がぶつかりあう戦闘シーンでは、そこに不思議な感情が芽生えていたように思えます。


倒すべき相手に生まれた感情。
命を賭けた戦いだから生まれた感情。

相手を確認しながら行う戦闘行為とはどんなものだったのか。

そこに集まった人たちは、祖国を守るというより、
自分や自分の家族を守すため、そして何より自分の名誉のため。

そういういろんな思いが多少希薄な感じなので、どのエピソードにも感情移入ができず、
少々消化不良、欲求不満で終わってしまうのが残念です。



8月。
平和を当たり前だと思わず、平和であることを幸せだと思い、平和を願い続けましょう。