レッドクリフ Part I (2008)

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「M:I-2」「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督が、三国志の有名なエピソード“赤壁の戦い”を全2部作で描く歴史スペクタクル巨編の前編。出演は周瑜役にトニー・レオン諸葛孔明役に金城武、そして周瑜の妻・小喬役にはこれが映画初出演のリン・チーリン。
 西暦208年。帝国を支配する曹操は、いよいよ劉備軍、孫権軍の征討に向け80万の大軍を率いて南下を開始した。最初の標的となった劉備軍はわずか2万。撤退が遅れ、曹操軍に追いつかれてしまい全滅の危機に。しかし、関羽張飛の活躍でどうにか逃げ延びることに成功する。軍師の孔明は、劉備に敵軍である孫権との同盟を進言、自ら孫権のもとへと向かう。しかし、孫権軍では降伏論が大勢を占めており、孔明は若き皇帝孫権の説得に苦心する。そんな時、孔明孫権軍の重臣魯粛の導きで、孫権が兄と慕う司令官・周瑜と面会することに。最初は互いに警戒心を抱いていたものの、次第に2人は相手への尊敬と信頼を深めていく。(allcinema)


帝国が、襲ってくる。
信じる心、残っているか。



原題:RED CLIFF 赤壁




アメリカ/中国/日本/台湾/韓国製作作品



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金城武ファンとしては、絶対に外せない作品です!
…と言いながら、気がついたら11月も終わろうとしているではありませんか。
とにかく今月はこれだけは観ておかないと!
そう思ってようやく観に行って来ました。


さて、かの有名な『三国志』ではありますが、私にはまったく知識がありません。

内容より金城武、というわけで観始めたのですが、
多くの知識が要らないように作られていましたね。

冒頭の解説シーンは、TVで紹介していたので驚きはしませんでしたけど、
これは本当に有難いですね。
始まってからも、名前や役柄が字幕で紹介されるので、顔と名前が最初から一致して観られます。
そういうところに神経を使わないので、内容に集中できました。


そして本編…。
赤壁の戦い”の前哨戦までで終り、曹操軍との戦いはPart2へと続くことになります。

登場人物の紹介でしょうね。
クライマックスがPart2に回されているので、人間模様に終始しています。
もちろん戦闘シーンもちゃんとあって、関羽張飛の人並み外れた能力も見せてくれます。



今作の主役・周瑜を演じるトニー・レオン
強靭な男といいより、柔軟さを持つ男として周瑜を演じていたように感じました。


そしてなんといっても孔明演じる金城武
時折見せるとぼけた表情で、独特な雰囲気を醸し出していました。

他のキャストもみな魅力的に演じていました。


音楽もとても効果的に盛り上げていました。
日本的な音を感じたのは私だけかな…?


三国志』を知らないせいで、原作との違いにストレスを感じなかったので、
面白く観られたのかもしれませんね。

壮大な予告編という感じのPart1でしたので、
来年4月公開予定のPart2には、映像の迫力を期待しましょう。