アメリカン・ビューティー

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第72回アカデミー賞で作品賞ほか5部門を受賞したファミリー・ドラマ。あるサラリーマン家庭の崩壊劇を、陽気かつシニカルに描写。現代人の抱える孤独感や不毛感を、可笑しさと残酷さを交錯しながら捉える。ケビン・スペイシーアネット・ベニング共演。ある日突然リストラされてしまった、不動産ブローカーのレスター。そんな中、彼らの隣に新しい住人が越してきた事から、平凡な一家の歯車が徐々に壊れてゆく。(allcinema)


1999年製作作品





【レボリューショナリー・ロード】を観て、サム・メンデス監督つながりで観てみました。

同じテーマなんですよね?と事務所のスタッフから言われて、
話題についていけなったのが原因か…^^;


家庭が崩壊していく様を描いていることに変わりはないんでしょうね。
ただこちらは、夫婦が互いに愛情が無くなっているんです。

元に戻そうと必死になるわけではなく、もっと自由に生きようと思った父親の話。
自由に…?勝手に…?
傍から見たら勝手だと思うレスターの行動だけど、何だかニヤリとしてしまいます。

誰かのご機嫌を取って生きるなんていい加減に嫌だって、誰でも思うんじゃないでしょうか。
いろんなしがらみに縛られてる人が観たら、レスターを応援したくなりますよ。

若い娘に入れ揚げて、身体を鍛えるなんて最高です。

そのレスターを演じたケビン・スペイシーが、緩急取り混ぜて良かったです。


妻の話はさておいて、娘の話は面白かったですね。

高校生くらいって親や世間を非難して、理想の世界に遊んでしまう時期ですよね。
自分もそうだったなと苦笑してしまいます。

友人のアンジェラとレスターとの結末も、そこか~!とあり得そうな展開にまたまた苦笑。


どれもこれもあり得そうな話で、妙に気持ちが入ってしまいました。



それにしても結末は…。

これもあり得そうで、怖い…。