僕らのミライへ逆回転

イメージ 1エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」のミシェル・ゴンドリー監督が、ひょんなことからハリウッド映画をホームビデオで勝手にリメイクしてしまうおバカな男たちの姿を、手作りへのこだわりと遊び心いっぱいに描いたハートウォーミング・コメディ。主演は「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックと「16ブロック」のモス・デフ、共演にダニー・グローヴァーミア・ファロー。なお、主人公たちが客に対し自作のビデオをごまかすために“Sweded(スウェーデン製)”と偽ったことから、“Sweded”という造語が一般にも広まり、インターネット動画サイトなどでも創意工夫にあふれた“Sweded”の手作りハリウッド映画がブームとなった。
 まじめな青年マイクが働く小さな町のおんぼろレンタルビデオ店“ビー・カインド・リワインド”。時代に取り残された同店にも再開発の波が押し寄せ、いよいよ取り壊しの危機に。そんなある日、店を空ける店長に留守を任されたマイクだったが、幼なじみのトラブルメイカー、ジェリーのせいで、商品のVHSビデオが全てダメになってしまう。あわてた2人は、ビデオカメラ片手にダンボールや廃材を使って「ゴーストバスターズ」や「ラッシュアワー2」をリメイクし急場をしのぐ。オリジナルとは似ても似つかないチープな手作りビデオだったが、いつしかそれが評判を呼び、2人は町の住人たちを巻き込み「ロボコップ」や「2001年宇宙の旅」、「ドライビング Miss デイジー」といったハリウッドの名作、ヒット作を次々と勝手にリメイクし始めるのだったが…。(allcinema)


はっぴいえんどにリメイク中

2008年 アメリカ製作作品
原題:BE KIND REWIND

監督: ミシェル・ゴンドリー
脚本: ミシェル・ゴンドリー
音楽: ジャン=ミシェル・ベルナール
出演: ジャック・ブラック/ジェリー
    モス・デフ/マイク
    ダニー・グローヴァー/フレッチャ
    ミア・ファロー/フォレヴィチ




ジャック・ブラック主演ということで選んでみました。
あちこちのブロ友さんでも紹介されています。


コメディというジャンルなんでしょうが、爆笑するようなシーンは少なく、
最後はきれいなファンタジーになってました。

取り壊し間近のレンタルビデオショップが舞台。
街にはレンタルDVDショップも現れていて、新旧の対比も切なく…。

そういうベースの元に、
J.ブラック扮するジェリーとモス・デフ扮すマイクが、
ひょんなことから映画のリメイクビデオを製作することになったのです。
苦肉の策で作ったビデオが人気を呼び、
街中の人気者になっていく辺りは、コメディ色が強い部分です。


取り壊しと、著作権侵害で身動きが取れなくなったジェリーたちは、
記念に映画を、リメイクでない自分たちの映画を作ることにします。


学園祭みたいなノリです。
みんなで意見を出し合って分業作業をして…。
その辺りから趣が変わってしまって、
完成試写会を、外でも鑑賞する人たちが映し出されたときは、
人々の優しさを感じてしまって、涙が…。

あれれ、コメディでしょ…?


リメイクしていくシーンが多いのかと思ったらそうでもなく
その点は多少残念ですが、
イデア満載で撮影されていくリメイク作品を観たくなります。


古い物を排除するだけでなく、共存できる社会になるといいな。
人も物も街も…。