アバター (2009)

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ターミネーター」「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督が、自らも長年にわたって開発に関わってきた3D技術をはじめ最先端の映像テクノロジーを存分に駆使し、満を持して放つSFアクション超大作。異星人が暮らす美しい星を舞台に、資源を求めて侵攻する人類の一員として、自らに課せられた特別な任務と先住民との間で板挟みとなり苦悩する一人の青年の運命を、圧倒的なスケールと3Dならではの迫力の臨場感で描き出していく。主演は「ターミネーター4」のサム・ワーシントン、共演にゾーイ・サルダナシガーニー・ウィーヴァー
 戦争で負傷し下半身不随となり車いす生活を余儀なくされた元海兵隊員のジェイク。ある時、彼は“アバター・プロジェクト”にスカウトされる。それは、地球から遥か彼方の衛星パンドラで、莫大な利益をもたらす希少な鉱物を採掘するための事業。そのために、人間に有害なパンドラの環境で活動できるよう先住民ナヴィと人間のDNAを掛け合わせた肉体“アバター”が造られていた。そしてジェイクに課せられた任務は、そのアバターに意識をリンクさせ、遠隔操縦によりパンドラで生活し、ナヴィ族との交流を図ること。アバターを介してついに身体の自由を得たジェイクは、さっそく神秘的なパンドラの森へと足を踏み入れ、やがてナヴィ族の美しい女性ネイティリと運命的な出会いを果たすのだが…。(allcinem)


観るのではない。そこにいるのだ。

もうひとつの体。もうひとつの運命。


アメリ
原題:AVATAR

監督: ジェームズ・キャメロン
脚本: ジェームズ・キャメロン
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演: サム・ワーシントン ジェイク・サリー
    ゾーイ・サルダナ ネイティリ
    シガーニー・ウィーヴァー グレース・オーガスティン
    スティーヴン・ラング マイルズ・クオリッチ大佐
    ミシェル・ロドリゲス トゥルーディ・チャコン
    ジョヴァンニ・リビシ パーカー・セルフリッジ
     ジョエル・デヴィッド・ムーア ノーム・スペルマン
    CCH・パウンダー モアト
    ウェス・ステューディ エイトゥカン
    ラズ・アロンソ ツーテイ




2009年ラストの劇場鑑賞作品。

3時間ということなので、水分補給に気を付けて臨みました(^^ゞ


3D二回目ということで、新鮮味や感動は薄かったものの、
3Dでの奥行を感じることができました。

3Dは飛び出してくる、という印象が強かったのですが、
今回の作品では“字幕の向こう側とこちら側に人がいる”という奥行です。
作戦本部なども、向こうに人がいる、という感覚を楽しめます。


映像の美しさは言うまでもありません。
巨大なホームツリー。
空を飛ぶ鳥…名前が分かりませんが(^^ゞ の迫力。
そしてもちろん戦闘シーン。

これからの映画の一方向を感じさせますね。



そしてもちろん、主役のジェイクの心模様も描かれています。
下半身が不自由なジェイクが、
アバターとリンクして立ち上がったとき、
そして走りだしたときは、嬉しいんだなあと微笑ましくなり…。
仲間だと思っていたのに信頼されず、力不足を感じたときは一緒に寂しさを感じ…。

人間の強引な自然破壊は、
宮崎駿監督の【もののけ姫】を思わせる展開でしたけど、
今作では、二つの民族の闘いを描いていると思いました。


まあ、かなり“身勝手な人間”という描き方で極端ですけど、
ジェイクがナヴィ族と分かり合えたように、
人間はそんなに愚かではないことを信じたいですね。


長い割には、子供の頃に観たアニメの世界観に近いものを感じて
内容に目新しさはありませんでした。

これはやはり3Dの映像を楽しむ作品でしょうね。



「緑のない地球」というセリフには、
そんな未来が来ないことを願わずにはいられません…。



《おまけ》
残念ながら、その長さにメガネが耐えられず…。
いえいえ観てる方が耐えられず…。
重さが全部耳にかかるようで痛かったです(T_T)
今後3D映画が増えるようなら、考えてほしいですね…。