マンマ・ミーア!

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往年の人気ポップグループABBAのヒットナンバーで構成され世界中でロングランとなった傑作ミュージカルを銀幕へと昇華したロマンティック・コメディ。メリル・ストリープら豪華キャストを迎え、ギリシャのリゾート地を舞台に、結婚式を目前に控えた娘とその母親をめぐる24時間の一騒動を歌と踊りで陽気に綴る。監督は舞台版も演出し、これが劇場長編初メガホンのフィリダ・ロイド
 ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。(allcinema)


どんなことがあっても、笑っていよう。自分の人生がもっと好きになる。

2008年 イギリス/アメリ
原題:MAMMA MIA!

監督: フィリダ・ロイド
脚本: キャサリン・ジョンソン
振付: アンソニー・ヴァン・ラースト
音楽: ベニー・アンダーソン ビョルン・ウルヴァース
出演: メリル・ストリープ ドナ
    アマンダ・セイフライド ソフィ
    ピアース・ブロスナン サム
    コリン・ファース ハリー
    ステラン・スカルスガルド ビル
    ドミニク・クーパー スカイ
    ジュリー・ウォルターズ ロージー
    クリスティーン・バランスキー ターニャ





劇団『四季』の舞台を観ていたので、
なんとなく後回しになっていた作品でした。


父親とヴァージンロードを歩きたいというソフィは、
母親の日記を盗み読んで、三人の父親候補がいると知ります。

そしてその三人が、島へやってきたところから物語が始まります。

会えば分かるはず、と思っていたソフィだったけど、
そんなに簡単に分かるはずもなく…。

母親のドナは、ソフィと三人の元彼に振り回されながら
ソフィの結婚式準備に追われます。


ソフィの父親探しがメインかと思いきや、
実はドナの、やけっぼっくいに火がつくお話なんですね~。

いや~びっくり。
メリル・ストリープの歌声は初めて聴きましたけど、
素晴らしいですね。
歌声だけでなく、踊っても良いし、コメディだってやれる女優さんなんですね~。
圧倒されました。

だからなのでしょうか。
ソフィの話の影が薄くなってた気がしました。

三人の父親候補と過ごす、クルーザーでのシーンは楽しそうで
たけど、
母親の跡を継ぎたいという気持ちや、
結婚を辞めようとした気持ちはもっと掘り下げてほしかったかな。


それともう一つ。
メリルは素晴らかったけど、ソフィの母親という設定にはどうかと…(^^ゞ



内容は、実はとってもシビアなのに、
それを思いっきりテンション高く描いてて、押し切られちゃう感じですね。
ABBAの音楽と、ギリシャの風景に、クスッと笑えるミュージカル。
一緒に盛り上がっちゃいましょう♪




《おまけ》
劇団『四季』が福岡で上演期間が短かったのは、
この内容のせいだろうな~と思いました。
子供に観せていいのかしら?と思いましたもん(^^ゞ