プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 (2010)

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ジェリー・ブラッカイマー製作で放つ古代ペルシャ舞台のアクション・アドベンチャー。父王殺しの濡れ衣を着せられた王子が、その真相を解く鍵となる“時間の砂”を求め繰り広げる未知の冒険を壮大なスケールでファンタジックに描き出す。主演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール。共演は「007/慰めの報酬」のジェマ・アータートン、オスカー俳優ベン・キングズレー。監督は「フォー・ウェディング」のマイク・ニューウェル
 史上空前の繁栄を極める古代ペルシャ。親のないスラムの少年ダスタンは、友人を救うための勇気ある行動が王の目に止まり、養子として王宮へ迎え入れられる。それから15年、第3王子として“ペルシャのライオン”と異名をとるほどの勇者に成長したダスタン。彼は兄や叔父ニザムと共に聖なる都アラムートを征服、ある1本の短剣を戦利品として手に入れる。しかし、父王に贈ったアラムートの法衣に毒が塗られていたことから王が絶命、暗殺の容疑者となってしまう。そんな中、捕虜の身に甘んじていたアラムートの姫タミーナが彼の逃走を助ける。実は彼女の目的はダスタンの短剣にあった。それは、時を戻し、過去を変え、世界をも支配する強大な力を得ることができる伝説の“時間の砂”を操る唯一無二の代物だったのだ。また彼女は、“時間の砂”を邪悪な者から守る一族継承の使命を担っていた。こうして、ペルシャ帝国軍と闇の暗殺者集団ハッサンシンに追われることとなったダスタンとタミーナは、父王殺しの真犯人と“時間の砂”を求め、過酷な冒険に旅立つのだが…。(allcinema)
 
 
原題:PRINCE OF PERSIA: THE SANDS OF TIME
製作国 アメリ
 
砂よ──時間を巻き戻せ!
 
監督: マイク・ニューウェル 
原作: ジョーダン・メクナー 
映画原案: ジョーダン・メクナー 
脚本: ボアズ・イェーキン ダグ・ミロ カルロ・バーナード 
音楽: ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ 
出演: ジェイク・ギレンホール ダスタン王
        ジェマ・アータートン タミーナ王女
        ベン・キングズレー ニザム
        アルフレッド・モリナ シーク・アマール
        スティーヴ・トゥーサント  トビー・ケベル  リチャード・コイル  ロナルド・ピックアップ
        リース・リッチー 
 
 
 
いいですね~。ディズニーだし、ブラッカイマー作品だし、
それだけで無条件に、ただ楽しく観られます(^^)
少々重苦しい作品ばかりを劇場鑑賞してきたので、
映画はこういうのがいいかも、なんて思っちゃいました。
 
とにかく全編にわたってアクション満載。
そのアクションシーンが一味違う感じがしました。
 
主役のダスタンは下町育ちで、兵士から逃げる冒頭では、
小気味いいくらいに、走る!跳ぶ!転がる!
大人になったダスタンも、子供のころと同じように身軽な肉体を披露してます。
 
逃げるのは得意だよな~と思っても、
ダスタンの鍛え抜かれた身体に見惚れてしまいます。
 
ダスタンを演じたジェイク・ギレンホール
こんなにアクションができる役者さんだとは知らず…(^^ゞ
カッコ良かったです。
歴代のアクションスターがそろそろ中年になった昨今、
新しいスターの登場は喜ばしいですね。
 
 
父王の殺人犯として追われるダスタンと、
アラムートの姫・タミーナとの逃走劇なわけですが、
このお姫様、気弱でおしとやかなお姫様かと思い気いや、
会話の端々や行動力から、とんでもなく気の強い信念の人だと分かります。
 
ジェマ・アータントン。
絶世の美女ではないけど、こういう気の強いお姫様にはぴったりです。
 
下町育ちのやんちゃな王子様ともお似合い(^^)
 
ベン・キングスレー扮する叔父さんが胡散臭い。
胡散臭い人がちゃんとそのポジションで物語を進めているのは良いですね。
 
物語の発端となる聖なる都・アラムートの侵略も、
武器の密売の事実があったとかなかったとか、どこかで聞いた話で苦笑い。
 
 
広大な砂漠。
暗殺団との死闘。
そして時間が戻るシーンなど、見入ってしまう映像満載。
 
内容も、予想通りに進んでいくところが嬉しいじゃないですか。
 
いつの時代なのかしらん?と、
とっても現代っぽい王子様と王女様の活躍に手に汗握りつつ、
ちゃーんと収まるところに収まっちゃうハッピーエンドが、これまた嬉しい(^^)
 
そんな楽しい作品です。