プライスレス 素敵な恋の見つけ方

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 「アメリ」「ロング・エンゲージメント」のオドレイ・トトゥがお金持ちにしか興味のない物欲全開のヒロインをチャーミングに演じるロマンティック・コメディ。玉の輿を狙う小悪魔美女と、そんな彼女に恋したしがないホテルマンが繰り広げる恋の駆け引きをユーモラスに綴る。共演はフランスの人気コメディアン、ガド・エルマレ。監督は「めぐり逢ったが運のつき」のピエール・サルヴァドーリ。
 高級ホテルのウェイターをしているジャンは、内気でお人好しの冴えない男。ある日、彼は自分を億万長者だと勘違いした美女イレーヌと夢のような一夜を過ごす。しかし、正体がバレてあっさりと捨てられてしまう。彼女はその美貌を武器に金持ちばかりを渡り歩き、玉の輿のチャンスを狙っていたのだった。それでもイレーヌのことが忘れられないジャンは、彼女を追ってニースへ。イレーヌの心をつなぎ止めようと必死で貢ぎ続けるジャンだったが、金はすぐに底をつき、再びお払い箱に。そんな時、ジャンは裕福な未亡人マドレーヌと出会い、彼女のジゴロとなることで、図らずもイレーヌとは同志のような関係になり…。(allcinema)
 
2006年 フランス
原題:HORS DE PRIX
    PRICELESS
 
お金じゃ買えない恋がある。
 
監督: ピエール・サルヴァドーリ 
脚本: ピエール・サルヴァドーリ ブノワ・グラファン 
音楽: カミーユ・バズバズ 
出演: オドレイ・トトゥ イレーヌ
     ガド・エルマレ ジャン
     マリー=クリスティーヌ・アダム マドレーヌ
     ヴァーノン・ドブチェフ ジャック
     ジャック・スピエセル ジル
     アネリーズ・エスム アニエス
 
 
 
何か観たいなと思ってレンタルショップをうろうろ…。
あれも観た、これも観た。
観たいのは新作だったりするしな~。
 
そんな時に目に付いたのがこれ。
いつだったか予告編で観たことがあったっけ。
 
オドレイのスタイルを限りなく強調するファッション。
ラストに着るドレスの大胆なカット!
グラマーな女性だとちと怖いかも(^^ゞ
 
確かに先の読める、ベタなラブコメです。
でも予想と違ってた。
 
イレーヌに一目ぼれしたジャンが、もっと振り回される展開だと思ってました。
ところが、いつの間にかジャンもイレーヌとおんなじことしてる。
ジゴロになってた♪
 
お金持ちの男性を手玉にとって、
高額で派手な衣食住を手に入れようとするイレーヌ。
お金の亡者なんだけど、展開が見えてるだけに厭味はありません。
 
ジゴロになっても、本職のホテルマンとしての行動が見え隠れするジャンは
くすっと笑わせてくれるシーンがあちこち。
ベッドメイクも、シャンパンサービスも、
根っからのお人よしさが見えてほのぼの(^^)
 
お金で買えないものがあるのか、
お金より大事なものがあるのか、
まあ、そんなこと言うのはヤボというものでしょう。
 
アニエスみたいにお金持ちの未亡人なら、ジャンみたいな若い男を囲ってみたい♪
なんて40過ぎたおばさんは思っちゃうわけです。
作品を観る目線も、年齢で変わるな~。
なんて呑気に思ったりするほど、ベタな展開です。
 
アニエスの潔さも良かったな~。
 
 
本当に好きな人に出会ったら、
離れたくないと思う人にに出会ったら、
やっぱり“お金で買えない恋がある”と思っちゃいますよね。
 
高速道路の料金1ユーロ。
憎いコインの使い方でした(^^)
 
 
深く考えずに観たい時にお勧めの作品です☆