サロゲート

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ブルース・ウィリス主演で放つSFサスペンス。人間が各々の身代わりロボット“サロゲート”に日常生活の一切を任せるようになった近未来社会を舞台に、FBI捜査官がある殺人事件を機に浮き彫りとなっていく巨大な陰謀へ迫るさまをスリリングに描く。共演は「サイレントヒル」のラダ・ミッチェル、「007/ダイ・アナザー・デイ」のロザムンド・パイク。監督は「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ
 人間の身代わりロボット“サロゲート”が普及し、その常用が不可欠となった近未来。人間は外出せず、サロゲートとの媒介となるスティムチェアーから遠隔操作することで、実生活の全てをサロゲートに委ねていた。一方でサロゲート排斥運動を指導する予言者ら反対派による独立区も生まれる中、サロゲートの採用で犯罪や伝染病、人種差別が激減し、人類は理想的な社会を実現したのだった。だがある時、ほぼ完璧に安全なはずのこの社会で殺人事件が発生する。2体のサロゲートが破壊されただけでなく、持ち主までが変死していたのだ。事件を担当するのは、FBI捜査官トム・グリアーとジェニファー・ピータース。彼らもまた自分たちのサロゲートを駆使し、捜査にあたる。するとグリアーはやがて、犯人が隠し持っていた武器から、事件とサロゲートの最大手メーカー、VSI社との関連性を突き止めるのだが…。(allcinema)
 
 
2009年 アメリ
原題:SURROGATES
 
ロボットがすべてを代行する社会。
それは、ユートピアのはずだった…。
 
監督: ジョナサン・モストウ 
原作: ロバート・ヴェンディティ  ブレット・ウェルデル 
脚本: マイケル・フェリス ジョン・ブランカトー 
音楽: リチャード・マーヴィン 
出演: ブルース・ウィリス トム・グリアー
     ラダ・ミッチェル ジェニファー・ピータース
     ロザムンド・パイク マギー・グリアー
     ボリス・コジョー アンディ・ストーン
     ジェームズ・フランシス・ギンティ キャンター
     ヴィング・レイムス 予言者
     ジェームズ・クロムウェル キャンター博士
 
 
公開時期が【アバター】に近かったんですよね。
それで何となく似てるのかな?という印象があったのですが…。
 
全然違ってましたね。
 
身代りロボットが街を行き来する時代。
限りなく本物に近いけど、でもやっぱり本物の人間ではない。
 
特典映像でも解説があっていたけど、
CGを使ったサロゲートの映像は、
どこか存在感がないというか、
のっぺりした感じ、というのか、
体温がない感じがよく表れていると思いました。
 
 
年老いて行くことが身近な今、
身代りロボットが自分の理想通りであるなら、
それを使ってみたくなるかもしれない。
そんなことは感じましたね。
 
若い人にはない感覚かもしれないですね(^^ゞ
 
 
人間は家に引き籠って、身代りロボット・サロゲートが世の中を作る…。
荒唐無稽なのかな~。
いやいや、そうなることを願う人間もいるのかも…。
 
例えば腕がない人のために人工的に腕をつける。
その時に、機能だけを求めるのではなくて、見た目も重視する。
それは当たり前のことだそうですよ。
この作品みたいに極端ではなくても、人型ロボットは研究されてるんだし、
まったく有り得ないことではないかもですね。
 
作品の内容とは違った感想になってしまいましたが、
ブルースだし、ド派手なアクションを期待しがちですが、
そう思っているとちょっと肩透かし…。
私はそんな印象を受けました。
 
ロボットを通して人間を見つめなおす…。
そんな内容です。
ただし時間も短めなので、あまり深く追求はしないように。
 
どこかしら「アイ、ロボット」に近いものがあるかな。
 
 
 
若くて髪の毛もちゃんとあるブルース・ウィリスは、見物です(^^)