ソルト (2010)
「ウォンテッド」「チェンジリング」のアンジェリーナ・ジョリーが二重スパイの容疑をかけられ、仲間たちから追われる身となったCIA分析官のヒロインを演じるサスペンス・アクション。監督は「今そこにある危機」「ボーン・コレクター」のフィリップ・ノイス。
イヴリン・ソルトは、相手のどんな嘘でも見破る優秀なCIA分析官。ところがある日、CIA本部でロシアから逃亡してきた謎の密告者を尋問していた彼女は、突如、窮地に陥ることに。密告者が、大統領暗殺の命を受けたロシアのスパイがニューヨークに潜伏中であること、そしてその名前はイヴリン・ソルトであると告白したのだ。何かの罠だと必死に訴えるものの、同僚たちは誰も耳を貸そうとしない。追いつめられたソルトは、ついに決死の逃亡を企てるのだったが…。(allcinema)2010年 アメリカ原題:SALT彼女は、何者なのか?監督: フィリップ・ノイス
脚本: カート・ウィマー
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演: アンジェリーナ・ジョリー イヴリン・ソルト
リーヴ・シュレイバー ウィンター
キウェテル・イジョフォー ピーボディ
ダニエル・オルブリフスキー アンドレ・ブラウアー
ファーストディ+夏休み+日曜日=映画館は人でいっぱい
という本日鑑賞したのは、アンジーの新作です。
映画館もだけど、駐車場の空きスペースを探すのが大変で、
諦めて帰ろうかと思ったくらい…(^^ゞ
客席も8割ほど埋まっていたでしょうか。
アンジーの人気と、たびたび流れた予告編のなせる技かな、
なんて思いました。
予告編だけの感じだと、スパイアクション、娯楽大作かな、
と思っていたんですけど、なかなかハードでした。
アンジーの魅力満載であることには間違いないです。
【チェンジリング】も良かったけど、
やっぱりアクションシーンが似合いますね~。
かっこい~~!と思わず声が出そうでしたもん♪
その反面、冒頭からアンジーの拷問シーンで痛い。
ロシアのスパイと間違えられているのか、
連絡のつかない夫を探したいだけだと叫ぶシーンでは、
心が痛い。
その後も、接近戦や銃撃戦、痛い、痛い…。
こんなに血が流れるの!?
と全編を通してかなりいろいろと痛いです。
100分の作品なんですけど、ずっと緊迫感があって
もっと長かったのかと感じさせる重厚さがあります。
ソルトはいったい何者か。
それは観てのお楽しみ、なんですけど、
まあね、悪役が主役じゃないでしょ、みたいな見方もできますけどね。
ソルトが敵に向かっていくシーンの音楽は、
どことなくターミネーターを思わせて、ちょっと笑っちゃいました。
ただ強い女スパイと言うだけでなく、
ひとりの男性を愛する女性、いう描き方が憎いです。
パート2があるのかしら?という終わり方だけど、
ここで完結してもいいんじゃないかしら。
とは個人的な感想です。