ジュリー&ジュリア

イメージ 1およそ50年前にフランス料理を一般の家庭に紹介し、アメリカの食卓に一大革命をもたらした伝説の料理研究家ジュリア・チャイルドと、彼女の料理本に登場する524レシピを1年にわたって毎日作り続けブログに綴ることを決意した現代のOLジュリー・パウエル。そんな2人の実話を基に、悩める2人の女性の人生が料理を媒介に時を越えて重なり合うさまをハートフルに描く女性ドラマ。主演は「ダウト ~あるカトリック学校で~」に続いての共演となる「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープと「魔法にかけられて」のエイミー・アダムス。監督は「めぐり逢えたら」「ユー・ガット・メール」のノーラ・エフロン
 1949年。外交官の夫ポールと共にパリにやって来たアメリカ人主婦、ジュリア・チャイルド。天真爛漫で食べることが好きな彼女はフランス料理に魅了され、名門ル・コルドン・ブルーに通い始める。やがてフランス料理のレシピ本執筆に情熱を注いでいく──。現代のニューヨーク。作家になる夢を持ちながらも現状に満たされないものを感じ、何かを変えたいと思っているOL、ジュリー・パウエル。彼女は、ひょんなことから料理ブログを思い立ち、その中でジュリアの524レシピを365日ですべて作り上げることを決意する。理解ある夫エリックの協力もあり、最初は順調に進んでいくかに思われたジュリーだったが…。(allcinema)
 
2009年 アメリ
原題:ULIE & JULIA
 
50年の時を越え、2つの人生がキッチンで出遭った。
 
監督: ノーラ・エフロン 
原作: ジュリー・パウエル ジュリア・チャイルド 
脚本: ノーラ・エフロン 
音楽: アレクサンドル・デスプラ 
出演: メリル・ストリープ ジュリア・チャイルド
    エイミー・アダムス ジュリー・パウエル
    スタンリー・トゥッチ ポール・チャイルド
    クリス・メッシーナ エリック・パウエル
    リンダ・エモンド メアリー・リン・ライスカブ ジェーン・リンチ フランシス・スターンハーゲン 
    ヘレン・ケアリー ジョーン・ジュリエット・バック クリスタル・ノエル ヴァネッサ・フェルリト 
    ジリアン・バック ブライアン・エイヴァーズ 
 
気になるキャストではあったんですけど、劇場で見逃してしまった一本。
 
ジュリア・チャイルドと言う人は、アメリカでは有名な人のようですね。
私は待ったっく知りませんでしたけど…(^^ゞ
 
1949年のパリから始まります。
幸せな外交官夫人のジュリアが出合ったフランス料理。
食べることが好きなジュリアは、その“好き”という気持ちで一流になって行く。
子供が産めなかった辛さもあったようだけど、
優しく理解のある夫と、
持ち前の明るさで乗り越えて行く姿は素晴らしいです。
 
そのジュリアを演じた、メリル・ストリープ
ちょっと天然っぽいジュリア。
感情表現が豊かなジュリア。
今までの役柄とは違う雰囲気の彼女も、
とても魅力的に演じていて素晴らしいです。
 
 
そして現代のニューヨーク。
国の仕事をするジュリー。
…国家公務員みたいな感じかな。
こちらも優しく理解のある夫がいます。
そしてこちらも食べることが好き。
 
何となく重なっているようなそうでないようなジュリーだけど、
彼女は何事も中途半端で満たされないのです。
憧れのジュリア・チャイルドのレシピ本でブログを始めることにします。
 
ジュリーとジュリアは生きた時代が異なっていて、
いつかどこかで出会うのかしら、と思っていたら
そういうシーンはついぞ現れませんでした。
かなり残念…。
 
ふたりの女性の生き方を描いてます。
でも彼女たちを見守る夫の姿に好感を持ちました。
どちらも本当に素敵な旦那様…!
妻の一番の理解者であり、ファンなんですすよね~。
 
 
 
一から自分で作り出したジュリアの成功は素晴らしいけど、
ジュリーはその成功をなぞっただけだから、なぜそんなに話題になったか…。
なんて意地悪な見方もできるけど、
頑張って生きて行く姿は美しいのですよ(^^)
 
そんな美しく、たくましい女性たちを観たい方にお勧めです☆
 
 
 
それにしても、ジュリアがジュリーのブログを不快に思った原因は
いったい何だったんでしょうか…?