マルタのやさしい刺繍

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夫に先立たれて気力を失っていたおばあさんが、若かりし頃の夢であるランジェリー・ショップをオープンさせようと奮闘する姿をハートウォーミングに描いた人生ドラマ。監督は「ひとすじの温もり」のベティナ・オベルリ。
 スイスの小さな村、トループ村。夫に先立たれ、生きる意欲を持てずにただ漫然と毎日をやり過ごす80歳のマルタ。そんなある日、彼女はふとしたきっかけから、若い頃に抱いた夢のことを思い出す。それは、自分でデザインして刺繍したランジェリーの店を開くこと。そして、ふさぎがちな彼女を心配していた友人たちの後押しで、もう一度夢に向かって動き出すマルタ。しかし、昔ながらの保守的な考え方が支配的な村では、マルタのささやかな夢さえも破廉恥と非難されてしまい…。(allcinema)
 
 
 
2006年 スイス
原題:DIE HERBSTZEITLOSEN
    LATE BLOOMERS
 
縫い残した未来が 輝きはじめる
 
監督: ベティナ・オベルリ 
原案: ベティナ・オベルリ 
脚本: ザビーヌ・ポッホハンマー 
撮影: ステファン・クティ 
美術: モニカ・ロットマイヤー 
衣装: グレタ・ロデラー 
音楽: リュク・ツィマーマン 
出演: シュテファニー・グラーザー マルタ・ヨースト
    ハイジ・マリア・グレスナー リージ・ビーグラー
    アンネマリー・デューリンガー フリーダ・エッゲンシュワイラー
    モニカ・グブザー ハンニ・ビエリ
    ハンスペーター・ミュラー=ドロサート ヴァルター・ヨースト 
 
録画したまま放置してました。
いいですね~。こういう元気をもらえる作品は…(^^)
 
同じようなタイプには【カレンダー・ガールズ】というのがあったっけ。
…記事にはしてないけど(^^ゞ
 
年老いて配偶者に先立たれると、
生きがいをなくして後を追いたいと思ってしまう。
そんな時に、もう一度若い頃の夢を思い出したり、
何か新しいことにチャレンジしたりして、
残りの人生を楽しく生きて行く…。
というお話し。
 
田舎の小さな村。
厳格な牧師さんを中心に、とても保守的でした。
 
マルタがランジェリーショップを始めたことは、
過激で刺激的。
新しいことは危険で、変化していくことは受け入れられない。
興味があってもそう言はえない。
 
 
あれれ。どこかで観た設定。
そうです。
【ショコラ】ともよく似た設定でした。
 
馴染みのストーリーで、ゆるやかに流れて行きます。
 
自分の店を持つと言う夢を追いかけるマルタ。
その背中を押してくれた仲間たち。
その仲間たちにもいろんな人生があって、
その人生を生き抜くために、新しいことにも挑戦します。
 
いくつになっても生きることを止めてはいけない。
良いことが待ってるかもしれないよ。
夢は持ち続けたい。
叶う日が来るかもしれないよ。
 
そんな風に感じさせてくれる作品でした。
 
カレンダー・ガールズ】【ショコラ】も合わせて鑑賞する価値あり☆
 
 
う~~ん。
スイスの風景って素敵。
田舎で暮らすのも悪くないかもね♪