トロン:レガシー 3D (2010)
世界で初めてCGを本格導入した革新的映像で話題となった1982年のジェフ・ブリッジス主演作「トロン」の続編となるSFアクション。失踪した父が創り上げたコンピュータ・システムの内部世界に入り込んだ青年が、人類の存亡を脅かす敵と死闘を繰り広げる姿を驚異の3D映像でスタイリッシュに描き出す。主演は「フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い」のギャレット・ヘドランド。共演にジェフ・ブリッジス、TVシリーズ「Dr.HOUSE」のオリヴィア・ワイルド。監督は最先端のCMクリエイターとして活躍し、本作で映画監督デビューの新鋭ジョセフ・コシンスキー。
デジタル業界のカリスマとして名を馳せたエンコム社CEO、ケヴィン・フリンが忽然と姿を消してから20年。ある日、27歳となった息子サムのもとに、ケヴィンから謎のメッセージが届く。その導きで父の営んでいたゲームセンターへとやって来たサムは、地下で見つけた秘密の部屋からコンピュータ・システムの世界に迷い込んでしまう。息つく間もなく命をかけた危険なゲームを強制されるサム。やがて窮地に陥った彼は謎の女性クオラに助けられ、彼女の手引きによって父との再会を果たすのだが…。(allcinema)2010年 アメリカ原題:TRON: LEGACY監督: ジョセフ・コシンスキー
製作: ショーン・ベイリー ジェフリー・シルヴァー スティーヴン・リズバーガー
脚本: エディ・キッツィス アダム・ホロウィッツ
撮影: クラウディオ・ミランダ
プロダクションデザイン: ダーレン・ギルフォード
衣装デザイン: マイケル・ウィルキンソン
音楽: ダフト・パンク
出演: ギャレット・ヘドランド サム・フリン
ジェフ・ブリッジス ケヴィン・フリン
オリヴィア・ワイルド クオラ
マイケル・シーン キャスター
ボー・ガレット ジェム
ブルース・ボックスライトナー アラン・ブラッドリー
ヤヤ・ダコスタ セリンダ・スワン ジェームズ・フレイン エリザベス・マシス
お正月って、普段映画館に来ない人も来る時期らしく、
慣れてないお客さんが多いようです。
時間に遅れる人有り、椅子に足が当たる人有り…。
遅れて来ると、ストーリーが見えないからしゃべって確認しちゃうし…。
とくに今年は集中できない状況があって、本当に残念でした。
そんなこんなはさておき。
公開からずいぶん時間が経ってるので、
ブロガーさんのたちの評価は耳に入っていました。
それでも劇場で観なくちゃね、と思ったんですけど…。
まずは、やっぱり続編か、ということ。
ブログラム、とかユーザーとか、
あげくにはトロンって?
なんて?がいっぱいあって、
とりあえずそれを無視して観て行くしかありませんでした(^^ゞ
【マトリックス】に近い世界観なんでしょうか。
サムが入り込んだ世界が少しずつ見え始めてくると、
自分の置かれた状況がどうであれ、
すんなりゲームに入り込めるサムの順応性には、
生れた時からコンピューターゲームに親しんでいる“今時の若者”を見るようで、
妙に納得してしまいました。
冒頭、現実社会でちょっとした冒険をやってしまうサムは、
入り込んだ世界でも、臆することなく同じように冒険してしまう。
その能力を活かせる場を見つけたかのようでした。
離れ離れになってしまった父親との物語は、
最新の映像技術で作られた作品にしては、
なんとも古めかしいんですけど、安心してしまいますね(^^ゞ
3Dに関しては、観る側が慣れてしまったせいか、
それほどの驚きはありません。
とくに、今作は2Dで撮影されて部分もあります、とコメントも出たりして
なぜ3Dにこだわるのか、やはり難しいテーマですね。
それでもCGの技術は素晴らしいです。
見応えあります。
大きな体験で成長したサム。
現実社会に戻って凛々しくなってましたね。
それにしても、プログラムの彼女を連れて来て、
果たして現実社会で生きていけるの?って思ったのは私だけ?(^^ゞ
お父さん役のジェフ・ブリッジスは
【クレイジー・ハート】とは違って凛としたお父さんだし、
サム役のギャレット・ヘドランドは中々好みだし♪
クオラ役のオリヴィア・ワイルドはこれから注目したいかな。
状況が見えなかった前半より
後半に向かって盛り上がって行きました。
う~ん。やっぱり1982年版を観なくちゃいけませんね。