ベスト・キッド
80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」を、舞台を中国に移してリメイクした感動ファミリー・ドラマ。主人公の少年役には本作の製作を務めるウィル・スミスの息子で、デビュー作「幸せのちから」でも高い評価を受けたジェイデン・スミス、師匠役にジャッキー・チェン。母と2人で北京に引っ越してきたアメリカ人の少年が、カンフーとの出会いを通じていじめを克服し成長していく姿をさわやかに綴る。監督は「ジュエルに気をつけろ!」「エージェント・コーディ」のハラルド・ズワルト。
父を亡くした少年ドレは、転勤する母に連れられデトロイトから異国の地、北京へと移り住むことに。言葉や文化の違いに戸惑いつつも近所の美少女に心ときめかせるドレ。ところが、同じ学校に通ういじめっ子のカンフー少年チョンの標的になってしまう。そんなある日、いつものようにいじめられていたドレは、アパートの管理人ハンに助けられる。彼がカンフーの達人と知ったドレは教えを請うことに。そして、来たるカンフー大会でのチョンとの決戦に向け、修行に励むドレだったが…。(allcinema)
2010年 アメリカ/中国
原題:THE KARATE KID最高の師匠がくれたもの──
それは、逃げずに立ち向かう勇気。あの伝説が北京で甦る!
監督: ハラルド・ズワルト
製作: ジェリー・ワイントローブ ウィル・スミス ジェイダ・ピンケット・スミス
ジェームズ・ラシター ケン・ストヴィッツ
製作総指揮: ダニー・ウルフ スーザン・イーキンス ハン・サンピン
脚本: クリストファー・マーフィー
オリジナル脚本: ロバート・マーク・ケイメン
撮影: ロジャー・プラット
プロダクションデザイン: フランソワ・セギュアン
編集: ジョエル・ネグロン
音楽: ジェームズ・ホーナー
音楽監修: ピラール・マッカリー
出演: ジェイデン・スミス ドレ・パーカー
ジャッキー・チェン ハン
タラジ・P・ヘンソン シェリー・パーカー
ハン・ウェンウェン メイ
ワン・ツェンウェイ チョン
ユー・ロングァン
面白かったよ~と言われながらも、行きつけのシネコンでは吹き替えしかやってなくて、
やっぱり字幕がいい!と見送っていた作品でした。
やっぱり字幕がいい!と見送っていた作品でした。
140分と長めなので、気合いを入れて観たんですが、
本当に面白かったです。
オリジナルはちゃんと観た記憶はなく・・・。
比べない、というのも良かったのかも。
本当に面白かったです。
オリジナルはちゃんと観た記憶はなく・・・。
比べない、というのも良かったのかも。
全編を通して感じたことは、
主役のドレが12歳という設定にも関わらず、
主役のドレが12歳という設定にも関わらず、
大人もちゃんと鑑賞に堪えるように作ってあるということ、
・・・と言うか、これが二十歳の青年が主役でも通じるストーリーが良かったんだと思いました。
子供騙しっぽくないんですよ。
・・・と言うか、これが二十歳の青年が主役でも通じるストーリーが良かったんだと思いました。
子供騙しっぽくないんですよ。
確かに、ドレが学校でいじめに合ったことがきっかけだけど、
街中を疾走するシーンも、
ジャッキー演じるハンがいじめっ子を懲らしめるシーンも、
それが子供だと感じさせません。
街中を疾走するシーンも、
ジャッキー演じるハンがいじめっ子を懲らしめるシーンも、
それが子供だと感じさせません。
そういう満足感がありました。
ドレやハンのバックボーンと、それに絡むドレの初恋。
カンフーのシーンに邪魔にならないような味付けも楽しめました。
カンフーのシーンに邪魔にならないような味付けも楽しめました。
礼儀を重んじるハンのカンフーと、
ただ強ければいいという敵対するカンフーと。
そこにジャッキーの思いもあったのかな~。
ただ強ければいいという敵対するカンフーと。
そこにジャッキーの思いもあったのかな~。
とことんいじめられるんだけど、殴られたら痛いんだよ。
と痛みが伝わる表情が見事。
ドレッドヘアでカンフー。
ジャッキーのスタッフに鍛えられたというカンフーはもちろんお見事。
ドレッドヘアでカンフー。
ジャッキーのスタッフに鍛えられたというカンフーはもちろんお見事。
いじめっ子役の少年とともに、迫力あるカンフーシーンはもちろん見応えあり!
ブルーレイにはもうひとつのエンディングがあるんですけど、
ジャッキーの戦うシーンを観たい人には◎かもしれないけど、
今回はやっぱり子供たちが主役だから、こっちはなしでしょうね。
ジャッキーの戦うシーンを観たい人には◎かもしれないけど、
今回はやっぱり子供たちが主役だから、こっちはなしでしょうね。
子供たちに対してどんな大人であるべきか。
そんなことも感じさせるラストでもありました。
そんなことも感じさせるラストでもありました。