パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011)

イメージ 1
 

ジョニー・デップが孤高の海賊、キャプテン・ジャック・スパロウを演じる大ヒット・アドベンチャー・シリーズの第4弾。永遠の生命をもたらすと言われる“生命(いのち)の泉”を巡って、史上最恐の海賊“黒ひげ”や、女海賊アンジェリカ、さらには英国王に仕える身となったバルボッサらが繰り広げる壮絶な争いの渦に巻き込まれたジャックの運命を描く。共演にはレギュラーのジェフリー・ラッシュに加え、新たにペネロペ・クルスイアン・マクシェーンが登場。監督も前3作を手掛けたゴア・ヴァービンスキーに代わり、「シカゴ」のロブ・マーシャルが新たにメガフォンをとる。
 相棒ギブスを救うべくロンドンに降り立ったジャック・スパロウ。彼はそこで、かつて愛した女海賊アンジェリカと思わぬ再会を果たす。彼女は父親である最恐の海賊“黒ひげ”のために、永遠の生命をもたらすという“生命(いのち)の泉”を目指そうとしていた。ただ一人、泉の場所を知るジャックは、そんなアンジェリカと黒ひげの泉探しの旅に無理やり協力させられるハメに。しかし、泉を目指していたのは彼らだけではなかった。ライバル心を燃やすスペインとイギリスの両海軍も泉の発見を巡り、激しい争いを繰り広げていた。しかも英国海軍を率いるのは、なんと英国王に忠誠を誓い、海軍将校となったジャックの宿敵、バルボッサだった。そんな中、黒ひげは泉の謎を解く鍵といわれる人魚の捕獲に乗り出す。一方、黒ひげの船に囚われの身となっていた若き宣教師のフィリップは、人魚のシレーナと出会い、決して叶うはずのない恋に落ちてしまうのだが…。(allcinema)
 
2011年 アメリ
原題: PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES
 
監督: ロブ・マーシャル 
製作: ジェリー・ブラッカイマー 
製作総指揮: マイク・ステンソン  チャド・オマン  ジョン・デルーカ 
       テッド・エリオット  テリー・ロッシオ  バリー・ウォルドマン 
原案: テッド・エリオット  テリー・ロッシオ 
脚本: テッド・エリオット  テリー・ロッシオ 
キャラクター原案: テッド・エリオット  テリー・ロッシオ  スチュアート・ビーティー  ジェイ・ウォルパート 
撮影: ダリウス・ウォルスキー 
視覚効果監修: チャールズ・ギブソン 
プロダクションデザイン: ジョン・マイヤー 
衣装デザイン: ペニー・ローズ 
編集: デヴィッド・ブレナー  ワイアット・スミス 
音楽: ハンス・ジマー 
音楽監修: ボブ・バダミ  メリッサ・ムイク 
出演: ジョニー・デップ ジャック・スパロウ
    ペネロペ・クルス アンジェリカ
    ジェフリー・ラッシュ バルボッサ
    イアン・マクシェーン 黒ひげ
    サム・クラフリン フィリップ
    アストリッド・ベルジュ=フリスベ シレーナ
    ケヴィン・R・マクナリー ギブス
    キース・リチャーズ ティーグ・スパロウ
    スティーヴン・グレアム 
    グレッグ・エリス 
    リチャード・グリフィス 
    ジュディ・デンチ 
    ジェマ・ウォード 
    クリストファー・フェアバンク 
    ポール・ベイズリー 
    ブロンソン・ウェッブ 
    リチャード・トムソン 
    松崎悠希 
    セバスチャン・アルメストロ  
 
ジョニー作品ですから、もちろん初日鑑賞です(*^_^*)
面白かったですよ、目が離せないくらい。
3DもTOHOさんはメガネが軽くなったし、
何本も3Dで観て来たせいで慣れもあるので、疲れもありませんでした。

前作までとは違って、新しいキャラが登場して、
まったく新しいシリーズとして出来上がってると思います。
 
でも、きっとまた続くんだろうな~というお決まりのエンドロール後のワンシーンはちゃんとあって、
そういう意味で冒険はないかな。
 
新しいキャラとは別に、今までのギブスやバルボッサの登場は安心しつつも、
バルボッサに関してなぜだか英国王に忠誠を誓っていて、
この4年?の間になにがあったのさ、と思わせます。
…結局は話の中心はここだったのかな。
 
ジャックと新キャラ・アンジェリカの関係に関しては、
ちょっとセリフに頼りすぎちゃったかな~と言う感じ。
もっとミステリアスに、ふたりはどういう関係なのさ~ってやきもきさせても良かったかも。
とはいえ、このふたりの因縁は続きそうです。
 
最強ではなく、最恐の海賊黒ひげ、と謳っているんだから、
もっと不気味な存在にならなかったのかな。
その黒ひげが義足の男を怖がっているあたりは描写不足です。
 
海賊なのに陸上の闘いばかりだったのは確かに少々残念です。
人魚と牧師との絡みも希薄。
2時間半では描ききれないほど盛りだくさんだったということでしょうね。
 
このサントラは、いつ聴いても安心してうきうきしますね♪
今回はスペインが絡んでるせいか、ペネロペのせいか、
スパニッシュギターの音色も加わって、一味違う趣です。
テーマ曲は、名曲として残って行きそうですね。
 
 
そしてわれらがジョニー演じるジャック。
今までにない登場の仕方につい笑ってしまったり、
あちこちで見せる仕草やセリフは笑いを誘います。
ジャックらしさはちゃんと描かれていて、見ていて安心できるけど、
それがシリーズものの難しさかな。
もっとワクワクしたかった、ドキドキしたかった、と言うのも事実です。
 
そして何より物足りなかったのは、
ジャックの活躍シーンが少ない!
というか、ここぞ!という決めのシーンがない…!
 
1の金貨を投げるシーン。
2のクラーケンに向かっていくシーン。
3の弾薬の樽を撃つシーン。
どれも個人的に好きなシーンですが、
やっぱりジャックよね!
ジャックカッコイイ!って思う名シーンが、残念ながら今回見当たりません。
 
言うなら、最初の英国王と対峙してから王宮を抜け出すシーンや
馬車の上のシーンかな。
黒ひげとの決闘シーンも見たかったかな~。
そういう意味では消化不良。

でも好きなシリーズだし、好きなジョニーだし、
やっぱりもう一度観たいな。

2Dで観るかもう一度3Dで観るか。
もう一度観たらもっと違った感想があるんでしょうね♪