近藤嘉宏さんピアノリサイタル
近藤嘉宏
ピアノリサイタル
ピアノの貴公子が奏でる透明な音の粒
《program》
リスト
コンソレーション 第3番
超絶技巧練習曲 第4番「マゼッパ」
超絶技巧練習曲 第4番「マゼッパ」
一昨年の福岡アクロスホール以来のリサイタル。
今回は、北九州の響ホールに聴きに行ってきました。
今回は、北九州の響ホールに聴きに行ってきました。
残念ながら会場は空席が目立ち、
こんなに素敵なピアニストなのにな~とちょっと残念。
でもまあ、周囲はどうであれ、期待でワクワクしました。
こんなに素敵なピアニストなのにな~とちょっと残念。
でもまあ、周囲はどうであれ、期待でワクワクしました。
15時。
定刻に客席のライトが落ち、拍手の中登場した近藤さんはマイクを持っていました。
あら、声が聞けるなんて
定刻に客席のライトが落ち、拍手の中登場した近藤さんはマイクを持っていました。
あら、声が聞けるなんて
一度退場した後、リストだとばかり思っていたら、
ポジションが…?と思う間もなく低音が響き、おお!バラードだ!
ポジションが…?と思う間もなく低音が響き、おお!バラードだ!
再び退場した後、
「すみません。曲順を間違えました」とおっしゃるではありませんか。
微笑ましい(*^_^*)
「すみません。曲順を間違えました」とおっしゃるではありませんか。
微笑ましい(*^_^*)
もちろん良かったんですけど、
ショパンやリストはやはり、テクニックの高さが直接感じられる作曲家です。
これでもか!というくらいのテンポ。
鮮やかな音質。
鍛えられた指先から生まれるフォルティッシモ。
どれをとっても圧倒されるんですけど、押しつけがましくない心地よさ。
ショパンやリストはやはり、テクニックの高さが直接感じられる作曲家です。
これでもか!というくらいのテンポ。
鮮やかな音質。
鍛えられた指先から生まれるフォルティッシモ。
どれをとっても圧倒されるんですけど、押しつけがましくない心地よさ。
わりとポピュラーな曲は、生徒さんや学生の演奏会でもよく聴かれます。
そういうのばかり聴いていると、
そういうのばかり聴いていると、
どこかで違ったイメージにすり替えられてしまっていると、
今回プロの演奏を聴いて、その曲の持ち味を再認識しました。
これが本物!という演奏です。
今回プロの演奏を聴いて、その曲の持ち味を再認識しました。
これが本物!という演奏です。
マゼッパなんて、ほんとに超絶技巧ですもん!
どれだけのテクニックを持って演奏しているんだろうと、
どれだけのテクニックを持って演奏しているんだろうと、
ただただ感動してしまいました。
これだけ演奏しても、最後までにこやかな笑顔でお辞儀をした近藤さん。
さすがです。
プロの演奏って、今月初めの福山くんのライブでも感じたけど、
とにかく乱れない。
集中力の高さも、さすがとしか言いようがありません。
さすがです。
プロの演奏って、今月初めの福山くんのライブでも感じたけど、
とにかく乱れない。
集中力の高さも、さすがとしか言いようがありません。
歳とともに集中力がなくなって、練習時間が短くなっていることに反省しつつ、
良い演奏を聴けて良かったと
ここ数日感じていた疲れも、吹っ飛んだ気分でした