川島基 ピアノリサイタル

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《PROGRAM》
シューベルト=リスト
  「春の想い」
  「君は安らぎ」
モーツァルト
  ソナタ イ長調 KV.331 「トルコ行進曲付き」
ショパン
  ポロネーズ 変イ長調 作品53 「英雄」
ラヴェル
  優雅で感傷的なワルツ
シューベルト
  さすらい人幻想曲 ハ長調 作品15
 
 
 
三連休だと言うのに予定がない…。
ないというのは言い過ぎだけど、でもないに等しいのです。
そんな中で、唯一のイベントに出かけてきました。
 
 
招待券をいただいたのですけど、初めてのピアニストさんです。
岡山出身、東京音楽大学を卒業後、現在はベルリン在住。
ログラム終了後、アンコール前にマイクを持って登場されたんですが、
音楽とは関係ない話を、といって運転免許証の取得の話をされました。
 
ベルリンでは、運転免許を取るのに、すぐに公道で走るらしいんですね。
…外国ではそういうところが多かったような…?
で、川島さんの住んでるところは、かなり悪名高いところらしく、
自動車学校の先生によると、三人に一人は無免許だとか。
また、免許を取りに来てるのに、その場所まで車で来る人がいるとか…。
会場に笑いが起こりました。
 
そんなお話もあったんですが。
本題の演奏の方は…。
 
音楽教室の生徒さん向けのプログラムだった気がしますね。
ご本人はシューベルトコンクールで優勝されたという賞歴をお持ちの通り、
やはりラストの【さすらい人幻想曲】は圧巻でした。
スケール(音階)がとても綺麗で安定してて、安心して聴いていられました。
 
それに対して、ショパンポロネーズは、馴染みのある曲なだけに
弾かなくてはいけなかったかな?という選曲で、
おやおや…という感じの演奏でした。
 
無理やり弾けるより、優等生的な演奏がお似合いだと思いました。

ショパンは、春に聴いた近藤嘉宏さんの演奏が耳に残ってます。

ポスターより落ち着いた雰囲気で、実物の方がイケメン、でした(^^ゞ
体格も良くて、楽器に向かう姿勢に余裕があるのは
やはり男性ピアニストの有利な点ですね。

お話しに続いてアンコール2曲。
プーランク即興曲エディット・ピアフを讃えて】
元々とっても素敵な曲で、大好きな曲なんですが、
それはそれは甘く優しく囁くような演奏は、とっても印象的でした。
そしてラストはシューマンの【トロイメライ
春の震災に触れられて、子供たちが良い夢を見られるようにと、コメントがありました。
 
ショパンポロネーズより、アンコールの2曲の方が断然よかった!
と言ったらご本人は困るだろうな~(^^ゞ

そして来週は、またまた近藤さんのリサイタル。
芸術の秋です♪
 
 
川島さんの演奏ではありませんが、素敵な曲なので聴いてください(^^)