抱きたいカンケイ

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 「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンと「キス&キル」のアシュトン・カッチャー共演で贈るラブ・コメディ。ふとしたはずみで一線を越えてしまった幼なじみの男女が、お互いに干渉しない体だけのドライな関係を続けるものの、次第に芽生え始めた割り切れない感情に戸惑いを覚え、やがて本当の気持ちに気づいていくさまを過激な表現を織り交ぜつつ軽妙なタッチで綴る。監督は「ゴーストバスターズ」「Gガール 破壊的な彼女」のアイヴァン・ライトマン
 週80時間も仕事漬けで恋をしているヒマもない医師のエマ。そんな彼女はある日、ひょんなことから男友達のアダムと体の関係を持ってしまう。すっかり恋愛モードのアダム。しかし、恋愛に興味のないエマは、抱きたい時にメールで呼び出し、あくまで性欲を満たすだけという気軽で都合のいいセックス・フレンドの関係を持ちかけるのだった。この提案にアダムも同意し、デートも恋愛感情も一切ない気楽な関係を楽しむ2人。だがやがて、アダムはエマに恋愛感情を持ち始める。一方、彼が他の女性と一緒にいると嫉妬を覚えるようになってしまったエマ。そんな中、アダムの希望で、2人は一度だけデートを試してみるのだが…。(allcinema)
 
 
2011年 アメリ
原題:NO STRINGS ATTACHED
 
監督: アイヴァン・ライトマン 
製作: アイヴァン・ライトマン  ジョー・メジャック  ジェフリー・クリフォード 
製作総指揮: ロジャー・バーンバウム  ゲイリー・バーバー  ジョナサン・グリックマン 
             ナタリー・ポートマン トム・ポロック 
原案: マイク・サモネック  エリザベス・メリウェザー 
脚本: エリザベス・メリウェザー 
撮影: ロジェ・ストファーズ 
プロダクションデザイン: アイダ・ランダム 
衣装デザイン: ジュリー・ワイス 
編集: デイナ・E・グローバーマン 
音楽: ジョン・デブニー 
出演: ナタリー・ポートマン エマ
       アシュトン・カッチャー アダム
       ケイリー・エルウィズ メツナー医師
       ケヴィン・クライン アルヴィン
       クリス・“リュダクリス”・ブリッジス 
       オリヴィア・サールビー 
       グレタ・ガーウィグ 
       レイク・ベル 
       ミンディ・カリング 
       タリア・バルサム 
       オフィリア・ラヴィボンド 
 
ナタリー・ポートマンのラブコメって珍しいですよね。
ブラック・スワン】の後に彼女が選んだのがこの作品で、
なんと製作にも名前を連ねているという、かなりお気に入りな1本なのかもしれません。

マサチューセッツ工科大学を卒業し、医者になった才媛のエマ。
15年前と言うから中学生くらいなのかな。
そのエマとサマーキャンプで出会ったアダムは、ちょっとひ弱な少年だったんだけど、
再会してみると二枚目過ぎず、肉食過ぎず、適度な“いい男”に成長していたわけ。

母親を見て育ったエマは、恋愛に消極的。
そんなエマだけど、アダムとSexだけの関係を始めることになるんです。
 
世の男どもは、美人で頭が良い女友達からそんなことを言われたら、
きっと誰だって即OK!だよね~。
と思っているんだけど、それだけでは終わらないのがラブコメの面白さ。
 
どちらかというと、アダムの方が先にエマに惹かれていくんだけど、
自分の気持ちに気づいてからのエマは、微笑ましくなるほどに可愛らしい。
ほんとに綺麗だ~。
と、見とれちゃったくらい(^^ゞ

そんなふたりの関係に、
アダムと奔放な父親の話や、アダムの仕事の話などを織り込みながら
収まるところに収まって行きます。
 
アシュトン・カッチャーも、ラブコメの俳優さんになって来ましたね~。
見ていて安心です。
今回はハードな面はなく、どちらかといえばお子ちゃま系男子。
そんな純粋なアダムに、素直じゃなかったエマが心を許していく、
ブコメだけど、ラブストーリーだったりもします。

ブラック・スワン】の後だからこそ、
こういう明るく軽い作品に出たかったのも分かる気がします。