ミレニアム2 火と戯れる女

イメージ 1全世界でセンセーションを巻き起こしたスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』3部作を映画化した北欧発のミステリー巨編、その第2弾。ある事件に巻き込まれ、殺人者の濡れ衣を着せられ逃亡を余儀なくされたヒロイン、リスベットの孤独な戦いと、混乱する警察捜査を尻目に、ミカエルはじめ彼女の無実を信じて独自に行動を開始した男たちの奮闘、次第に明らかとなっていくリスベットの衝撃の過去がノンストップで展開していく。主演は前作に引き続きノオミ・ラパスミカエル・ニクヴィスト。監督は新たに「刑事マルティン・ベック」シリーズのダニエル・アルフレッドソン。
 鼻ピアスに全身タトゥーの華奢な天才ハッカー、リスベットの協力でヴァンゲル家事件を解決し、晴れて月刊誌『ミレニアム』への復帰を果たした社会派ジャーナリスト、ミカエル。事件以来、リスベットとは連絡の取れないまま1年が経とうとしていた。そんな時、少女売春組織の実態に迫る特集記事の準備を進めていた記者2人が殺害される事件が発生、現場にリスベットの指紋が付いた銃が残されていたことから、彼女は殺人犯として指名手配に。過去のトラウマから誰も信じることのできないリスベットは、警察の追跡をかわしながら、たった一人で犯人と対決する道を選ぶ。一方、いくつもの状況証拠にもかかわらずリスベットの無実を信じるミカエルは、真犯人を突き止めるべく独自に調査を開始する。やがて事件の背後に浮かび上がる“ザラ”というキーワード。そんな中、痛みを感じない謎の金髪の巨人がリスベットへ迫っていくが…。(allcinema)
 
2009年スウェーデンデンマーク/ドイツ
FLICKAN SOM LEKTE MED ELDEN
THE GIRL WHO PLAYED WITH FIRE
上映時間 130分

監督: ダニエル・アルフレッドソン 
製作: ソーレン・スタルモス 
原作: スティーグ・ラーソン   『ミレニアム2 火と戯れる女』(早川書房刊)
脚本: ヨナス・フリュクベリ 
音楽: ヤコブ・グロート 
出演: ミカエル・ニクヴィスト ミカエル・ブルムクヴィスト
       ノオミ・ラパス リスベット・サランデル
       レナ・エンドレ エリカ・ペルジェ 
       ゲオルギー・ステイコフ ザラ
 
一作目で見え隠れしていた、リスベットの過去が明らかになる本作。

1年後と言う設定やエンディングなどから、本作は三作へ繋がるようになっています。
もちろん、登場人物の多くは一作から繋がってますけどね。
 
サスペンス物として堪能した一作目に比べると、その要素は少なく、
リスベットに殺人容疑がかかったり、国家規模の陰謀があらわになったりと、
社会派の要素が強くなっています。
 
殺人容疑がかかったことで、それまでの派手なファッションは身をひそめ、
その代わりいろんなファッションをしてくれます。
そしてアクションも。
殺されても死なない、かなりタフな女性ですよ。
 
ミカエルとの関係も進展はなく、
ミカエル自身はリスベットのことが気になりながらも、編集長との関係を継続中。
男としての気持ちと、仕事をする男としての気持ちは別物、というところでしょうか。
それでも、リスベットの無実を信じて動くところは、男としてカッコ良いのです。
 
父親と対決したリスベットは、瀕死の状態で病院に運ばれる。
というとところで続く…。