ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島

イメージ 1C・S・ルイス原作による児童文学を迫力の映像でスペクタクルに映画化したファンタジー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。今回はナルニアの海を舞台に、ペベンシー兄妹とカスピアン王子たちがナルニアを悪から守る7本の魔法の剣を探すため、神秘の島々を巡る新たな冒険の旅へ繰り出していく。監督は「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」のマイケル・アプテッド
 エドマンドとルーシーのペペンシー兄妹は、兄ピーターと姉スーザンが両親と共にアメリカへ滞在中、いとこのユースチスの家に預けられることに。ある日、壁に掛けられた帆船の絵が動き出し、3人はその絵の中に吸い込まれてしまう。すると次の瞬間、彼らはナルニアの海にいた。そして、溺れかけたところをナルニアの王となったカスピアンやネズミの騎士リーピチープが乗る帆船・朝びらき丸に救われ、喜びの再会を果たす。朝びらき丸の一行は、カスピアンの亡き父王の友人である7人の貴族(七卿)を見つけるため、彼らが消息を絶った離れ島諸島を目指していた。やがて、父王が七卿に1本ずつ与えたというナルニアの剣を東方の島にあるアスランのテーブルに全て並べれば悪の魔法を取り払うことができることを知る一行。しかし、彼らの行く手には不気味な霧とそこに潜む悪が立ちはだかる。こうして、一行はナルニアに訪れた危機を救うべく、数々の試練に立ち向かうこととなるのだが…。(allcinema)
 
2010年イギリス
原題:THE CHRONICLES OF NARNIA: THE VOYAGE OF THE DAWN TREADER
上映時間 112分

 
誰も知らないナルニアへ。
 
 
監督: マイケル・アプテッド 
製作: マーク・ジョンソン  アンドリュー・アダムソン  フィリップ・ステュアー 
製作総指揮: ダグラス・グレシャム  ペリー・ムーア 
原作: C・S・ルイス 
脚本: クリストファー・マルクス  スティーヴン・マクフィーリー  マイケル・ペトローニ 
撮影: ダンテ・スピノッティ 
プロダクションデザイン: バリー・ロビンソン 
衣装デザイン: アイシス・マッセンデン 
編集: リック・シェイン 
音楽: デヴィッド・アーノルド 
出演: ジョージー・ヘンリー ルーシー・ペベンシー
    スキャンダー・ケインズ エドマンド・ペベンシー
    ウィル・ポールター ユースチス・ペベンシー
    ベン・バーンズ カスピアン
    ティルダ・スウィントン 白い魔女
    ローラ・ブレント リリアンディル
    ゲイリー・スウィート ドリニアン
    テリー・ノリス ベルン卿
    ブルース・スペンス ループ卿
    アナ・ポップルウェル スーザン・ペベンシー
    ウィリアム・モーズリー ピーター・ペベンシー
    シェーン・ランギ タヴロス
    アーサー・エンジェル ラインス
    アラベラ・モートン ゲイル
    レイチェル・ブレイクリー 
    スティーヴン・ルーク 
    ナサニエル・パーカー カスピアンの父
    ロイ・ビリング のうなしあんよの頭(かしら)
    ビリー・ブラウン コリアキン
    ニール・ヤング のうなしあんよ
    グレッグ・ポップルトン のうなしあんよ
    ニコラス・ニールド のうなしあんよ
    ロン・ケリー スチュワード
    ルーカス・ロス 
声の出演: リーアム・ニーソン アスラン
      サイモン・ペッグ リーピチープ
 
前作まで劇場鑑賞してたんですが、
今回はどうしようか考えているうちに見逃してしまいました。
理由は、やっぱりペベンシーの長男長女が出てないことかな~。
4兄姉弟妹のコンビネーションが好きだったし、
とくにスーザンが好きだったのよね~。
 
今回はエドマンドとルーシーに加えて、従弟のユースチスが登場。
一緒にナルニアに向かいます。
ユースチスが物語の中心にいるわけですが、かなり嫌な奴。
我が儘で自己チューで傲慢で…。
最初はうざい嫌な奴なんですが、
ナルニアでの経験で成長すると言うお決まりのパターンです。
 
このナルニア物語と言うのは、子供の成長期でもあるわけで、
1、2作で兄、姉は成長したのでお役御免になってるわけです。
今作ではエドマンドが、ふたりを引っ張って行くリーダー役になっています。
あのひ弱だったエドマンドがね~、と感慨深いものがありました。
 
カスピアン王子やリープチーフ、もちろんアスランも登場。
 
今作は海が舞台で、【パイレーツ4】よりよっぽど海戦シーンが多い(^^ゞ
そしてもうひとつ。
“誘惑に負けない強い心”がテーマの様です。
ペベンシー兄妹は、それぞれの心にある弱さから危険に陥りそうになるんだけど、
それを乗り越えて、兄弟の絆を再確認します。
初めてナルニアに行ったユースチフは、誘惑に負けてドラゴンになってしまいます。
…このドラゴン、本当にユースチフに似てて笑えます(^^)
そこで初めて自分を振り返って反省して、そして仲間の絆を知って成長します。
 
ドキドキワクワクもあったし、アクションシーンもあって楽しかったです。
映像の美しさ。
やっぱり劇場で観ればよかったかな~。