塔の上のラプンツェル

イメージ 1ディズニー長編アニメーションの記念すべき50作目となるファンタジー・アドベンチャー。髪長姫の名でも知られるグリム童話の“ラプンツェル”を映画化。魔法の長い髪を持ち、18年間一度も外へ出たことのない少女が、お尋ね者の大泥棒と共に未知なる外の世界へ繰り出すさまを描く。声の出演は「恋とスフレと娘とわたし」のマンディ・ムーア。一方、日本語吹替え版では人気アイドルの中川翔子が担当。監督はこれが劇場長編初メガホンのネイサン・グレノと「ボルト」のバイロン・ハワード。
 驚くほど長い魔法の髪を持つ少女ラプンツェル。深い森に囲まれた高い塔の上に住む彼女は、外は“恐ろしい世界”だから絶対に出るな、と言う母親の教えから、18年もの間、一度も外の世界を知ることなく生きてきた。しかし、好奇心旺盛なラプンツェルは、いつか必ず外の世界へ出て、毎年誕生日になると夜空に現われる神秘的な“灯り”の正体を確かめることを夢見ていたのだった。そんな彼女は18歳の誕生日前日、王冠を盗み追っ手を逃れようと塔に迷い込んだ大泥棒フリンと遭遇、その魔法の髪で彼を捕らえる。そして、自分を塔から連れ出し、“灯り”の場所まで案内させることを条件に解放する。こうして、ついに外の世界へ飛び出したラプンツェル。そこは恐ろしい世界ではなく、美しい自然に溢れ、街では人々が楽しそうに暮らしていた。数々の危機を乗り越えながら“灯り”の場所を目指す2人。だがその先には、ラプンツェルの思いもよらぬ運命が待ち受けていた…。(allcinema)
 
2010年アメリ
原題:TANGLED
上映時間 101分
 
監督: ネイサン・グレノ  バイロン・ハワード 
製作: ロイ・コンリ 
製作総指揮: ジョン・ラセター  グレン・キーン 
脚本: ダン・フォーゲルマン 
作詞: グレン・スレイター 
音楽: アラン・メンケン 
アニメーションスーパーバイザー: グレン・キーン 
声の出演: マンディ・ムーア ラプンツェル
      ザカリー・リーヴァイ フリン・ライダー
      ドナ・マーフィ ゴーテル
      ブラッド・ギャレット フックハンド
      ジェフリー・タンバー ビッグノーズ
      M・C・ゲイニー 警護隊長
      ポール・F・トンプキンス ショーティー
      ロン・パールマン スタビントン兄弟
      リチャード・キール バルド
声の出演(日本語吹替版): 中川翔子 ラプンツェル
              畠中洋 フリン・ライダー
              剣幸 ゴーテル
              岡田誠 フックハンド
              石原慎一 ビッグノーズ
              佐山陽規 警護隊長
              多田野曜平 ショーティー
              飯島肇 スタビントン兄弟
 
2011年自宅鑑賞の最後はこの作品となりました。
あちこちで評判が良いのが分かりますね~。
 
原作はグリム童話だということで、ちょいと調べてみたところ、
かなり遠いところでかすっている感じ(^^ゞ
髪が長くて閉じ込められて、という部分だけでした。
(気になる方は調べてみてください。結構えぐいです)
映像はどんどん進化してますね。
新作が出るたびに綺麗いだと感動したり溜息ついたり…。
今作では、行方不明の愛娘を想って国王夫妻が夜空に飛ばす灯りだったり、
ラプンツェルが広場に描いた絵だったり、と、
やはり大きなスクリーンで観たかったなと思いました。
 
アニメは3Dで観てもいいかもね~。
 
ストーリーは想像通りなので、安心して観ていられるんだけど、
最近のお姫さまは強い!
王子様との恋愛物語はちょっとだけ、エッセンス的に入っていて、
その部分より、自分の意思を持って行動する姿が印象的で
現代女性の賛歌にも思えました。
 
王子さまも、元々は指名手配犯。泥棒さんだったり、
眠り姫にキスをして目覚めさせるという、今までのお話とは逆で、
目覚めさせるのは王女の役だったり、
結婚してほしいと言うのもラプンツェル
可憐な王女様というより、活発な王女様のお話です。
 
塔に閉じ込められた18年間のうっぷんを晴らすような、
ラプンツェルの行動力に拍手を送らずにはいられません。
 
そんな笑顔満載のお話ですけど、
ラプンツェルが国王夫妻…両親と再会するシーンでは貰い泣きしそうでした…。
 
そ個人的にお気に入りだったのは、
ラプンツェルの友達、カメレオンのパスカルと、お城の衛兵のお馬さんのマキシマム。
愛らしいし笑えるし(^^)
 
もちろんそれ以外の脇役も楽しませてくれます。
 
またまたDisneyアニメに名作が加わりましたね♪