私だけのハッピーエンディング (2011)
「あの頃ペニー・レインと」「プリティ・ヘレン」のケイト・ハドソンが余命半年のヒロインを演じるラブ・ストーリー。ガンで余命半年を宣告されたヒロインが、周囲との関係に悩みながらも主治医との恋に落ちていくさまをファンタジックなタッチを織り交ぜハートフルに綴る。共演はガエル・ガルシア・ベルナル、ウーピー・ゴールドバーグ、キャシー・ベイツ。監督は長編2作目のニコール・カッセル。
仕事も充実し、気ままな独身生活を満喫していたマーリー・コーベット。しかしある日突然、末期のガンと診断され、余命半年と告げられる。以来、つとめて明るく振る舞うも、気遣う周囲との関係はギクシャクしてしまう。苛立ちを募らせるマーリーだったが、彼女の不安な心を主治医のジュリアンが優しく受け止めてくれた。(allcinema)2011年
原題:A LITTLE BIT OF HEAVEN上映時間 107分
製作国 アメリカ
30歳。
余命半年で出会った恋が、
私を変えた――。
監督: ニコール・カッセル
製作: ジョン・デイヴィス マーク・ギル アダム・シュローダー ロバート・カッツ
製作総指揮: ニール・サッカー マイケル・ゴーゲン マイケル・J・ウェザリル スコット・ブライト
脚本: グレン・ウェルズ
撮影: ラッセル・カーペンター
プロダクションデザイン: スチュアート・ワーツェル
衣装デザイン: アン・ロス
編集: スティーヴン・A・ロッター
出演: ケイト・ハドソン マーリー・コーベット
ガエル・ガルシア・ベルナル ジュリアン・ゴールドスタイン医師
ウーピー・ゴールドバーグ ゴッド
キャシー・ベイツ ヴェバリー・コーベット
ルーシー・パンチ サラ
トリート・ウィリアムズ ジャック・コーベット
ローズマリー・デウィット ルネ・ブレア
スティーヴン・ウェバー ロブ・ランドルフ
ロマニー・マルコ ピーター
ピーター・ディンクレイジ ヴィニー
【源氏物語】を観ようかと思ったけど、ネットでの評価が比較的高かったのでこちらにしました。
お正月に悲しい映画はいやだな~とは思ったんだけど、
なんだろう、悲しいけど決してバッドエンディングではない。
観終わった後に心がほっこりする作品でした。
なんだろう、悲しいけど決してバッドエンディングではない。
観終わった後に心がほっこりする作品でした。
先月観た【50/50】と同じく、主人公がガンになるお話。
そうなったときに、家族や友人の優しさや有難さを感じる点は同じなんだけど、
こちらは余命宣告をされるのが違うところなんですよね。
おまけに神様が登場。
この神様、本人が望む姿をしているというので、
この神様、本人が望む姿をしているというので、
なんとウーピー・ゴールドバーグがそのまま演じてます。
神様が、死ぬ前に三つの願い事を叶えてくれるという。
そこでマーリーは、“空を飛びたい”“100万ドルほしい”とふたつまではすぐに浮かぶけど、
三つ目が浮かばない。
神様は“あなたには分かってるはず”と言います。
そこでマーリーは、“空を飛びたい”“100万ドルほしい”とふたつまではすぐに浮かぶけど、
三つ目が浮かばない。
神様は“あなたには分かってるはず”と言います。
まあその三つ目が何かということは、容易に想像できますよね。
家族とうまくいっていなかったマーリーが、許しあえるようになる。
全てを受け止めてそばにいる友人たちと、ちょっとしたはずみでけんかになってしまうけど、
その受け止め方は人それぞれだと気づいて謝ることができる。
全てを受け止めてそばにいる友人たちと、ちょっとしたはずみでけんかになってしまうけど、
その受け止め方は人それぞれだと気づいて謝ることができる。
それらはみな、主治医のジュリアンのおかげでした。
このジュリアンは、主治医を超えてマーリーを愛するようになってしまうんです。
そしてそれを受け入れられなかったマーリーが、周囲のおかげで素直になれるのです。
このジュリアンは、主治医を超えてマーリーを愛するようになってしまうんです。
そしてそれを受け入れられなかったマーリーが、周囲のおかげで素直になれるのです。
ガエル・ガルシア・ベルナルは、そのジュリアン医師の朴訥な人柄をよく表していました。
仕事一筋でジョークが下手。
そのジュリアンとは対照的なマーリー。
仕事はできるけど、その日を楽しく過ごせる男友達はOK。恋愛はNG。
そんな奔放なマーリーを演じたケイト・ハドソン。
夕日に光る金髪が鮮やかで、見惚れました(^^ゞ
【50/50】と同じく、ガン患者だというのに普通の生活をするのには驚きです。
そしてこちらの主人公は、もっと明るい。
でも、それでも余命宣告されているわけなので、感情を吐き出すこともあって
それは当たり前だよねって思えます。
別れが近くなったマーリーが、別れの準備を始めるシーンは、
今思い出しても胸が詰まります。
今思い出しても胸が詰まります。
本人も、そして周囲も、こんなに穏やかにその日を迎えられたらどんなにいいだろう。
全てを伝えて、全てをやり切って…。
いや、全てではないだろうけど、その時にできる全てを出し切れたらどんなにいいだろう。
全てを伝えて、全てをやり切って…。
いや、全てではないだろうけど、その時にできる全てを出し切れたらどんなにいいだろう。
個人的に“家族”に弱いので、最後は号泣です。
映画館じゃなかったらもっとひどかったかも…(T_T)
映画館じゃなかったらもっとひどかったかも…(T_T)
自分のことを愛してくれる家族や友人がいるって幸せだなって思えます。
それには、自分も愛さなくちゃいけないんだけど。
それには、自分も愛さなくちゃいけないんだけど。
一人で生きているわけじゃない、とありきたりのことを思うけど、
それを改めて感じることのできるこの作品は、
やっぱりハッピーエンドなんだと思いました。
それを改めて感じることのできるこの作品は、
やっぱりハッピーエンドなんだと思いました。
《おまけ》 今回も素敵なポスターを発見。
これ、2枚のポスターなんですよ(^^)