シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム (2011)

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 ロバート・ダウニー・Jrが名探偵シャーロック・ホームズに扮し大ヒットしたアクション・アドベンチャーの続編。ホームズとワトソンの名コンビが、天才犯罪者モリアーティ教授の巨大な陰謀に立ち向かうさまを迫力のアクション満載で描き出す。共演はワトソン役のジュード・ロウレイチェル・マクアダムスら再登場組に加え、仇敵モリアーティ教授役のジャレッド・ハリスと「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」でブレイクしたノオミ・ラパスが謎のジプシー女役で新たに登場。監督は引き続きガイ・リッチー
 19世紀末、世界各地で連続爆弾テロをはじめ不可解な事件が続発する。一見バラバラに思われたそれぞれの事件だが、名探偵シャーロック・ホームズは一連の騒動の裏に、高名な数学者にして天才的な犯罪者ジェームズ・モリアーティ教授の影を感じ取っていた。しかし世界の一大事に、助手を務めるはずの親友ワトソン博士は愛する新妻メアリーと新婚旅行へ。ところが、そんな幸せいっぱいのところをモリアーティ教授に狙われ、ホームズの機転で間一髪救われる。やがてホームズとワトソンは、事件のカギを握る謎のジプシー女シムと協力し、モリアーティ教授の恐るべき陰謀を阻止すべく行動を開始する。(allcinema)
 
2011年
原題:SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS
上映時間 129分
製作国 アメリ
 
もう一人の天才、現わる。
 
監督: ガイ・リッチー 
製作: ジョエル・シルヴァー  ライオネル・ウィグラム  スーザン・ダウニー  ダン・リン 
製作総指揮: ブルース・バーマン  スティーヴ・クラーク=ホール 
脚本: マイケル・マローニー  キーラン・マローニー 
撮影: フィリップ・ルースロ 
プロダクションデザイン: サラ・グリーンウッド 
衣装デザイン: ジェニー・ビーヴァン 
編集: ジェームズ・ハーバート 
音楽: ハンス・ジマー 
出演: ロバート・ダウニー・Jr シャーロック・ホームズ       ジュード・ロウ ジョン・ワトソン
    ノオミ・ラパス シム                     ジャレッド・ハリス ジェームズ・モリアーティ教授
    レイチェル・マクアダムス アイリーン・アドラー        スティーヴン・フライ マイクロフト・ホームズ
    エディ・マーサン レストレード警部              ケリー・ライリー メアリー
    ジェラルディン・ジェームズ  ポール・アンダーソン  ウィリアム・ヒューストン  ウォルフ・カーラー 
 
 
今年初めてポイント鑑賞。
日曜日の昼間ですから、いろんな世代の客層がいましたが、
お隣に座った60代くらいかな~、ご婦人二人組。
途中で寝息が聞こえてました(^^ゞ
あんまり映画を見慣れてないのかな、と思ったけど、
作品自体が、全ての客層を相手にしているわけではないのかも、と思ったりしました。

前作で、かなり変わったホームズの姿にぶっとんだんですが、
実は原作のホームズに近い設定だと知って、
自分の中で新しいホームズ像が出来上がった作品でした。

そして、その新しいホームズ像を作ったダウニーさんと、ジュード・ロウの名コンビ。
それが今回のお目当てでもありました。
 
今作では、そのワトソン君の結婚式前日から始まります。
喜んでるワトソンとは対照的なホームズ。
前作からの流れで、ワトソンへの並々ならぬ愛情を感じるのでありますよ、これが。
素敵な結婚式だったんだけど、ホームズの寂しげな表情が何ともキュート!
愛してるのよね~と頷いてしまう。
 
バディとして互いに信頼し合っている姿が、観ていて飽きません。

ホームズ作品としては、いわゆる謎解き物ではありません。
…前作同様…。
そう言う部分より、派手なアクションシーンだとか、
名コンビぶりだとかを楽しんじゃいましょう。
 
今回登場のオリジナル【ドラゴンタトゥの女】のリスベット役、ノオミ・ラパス
ホームズとワトソンをサポートするきりりとした女性役で、相変わらずカッコ良い(^^)
 
モリアーティ教授との対決は、主導権が行ったり来たりで面白いけど、
それより何より、スナイパーの存在感が凄い。
死んでも死なないんじゃん?!って思ってしまうほど。
 
そしてもうひとつ。
武器工場での派手な銃撃戦は、そこまでやるか!?って笑っちゃいます。

戦争前の暗い時代。
戦争を起こして儲けようとする人間たちが暗躍する時代。
先日鑑賞した【戦火の馬】とほぼ同時代なので、
どうしてもそのシーンが思いだされて、単純にのめり込めなかったのが残念でした。
モリアーティ教授が、「いずれ戦争は起こる」なんて言うんですもん…。
 
でもまあ、最後にもうひと笑いさせてくれたので、良しとします。
ワトソンが打った「The End」という文字に、ホームズが「」を足します。
続きが期待できる…?
と、前作と同じ感想なのでした(^^ゞ