トゥー・ラバーズ
ホアキン・フェニックスとグウィネス・パルトロウ共演によるラブストーリー。婚約者に去られ自殺未遂を繰り返していたレナードは、同じアパートに引っ越してきたミシェルに恋心を抱く。しかし、ミシェルにとってレナードは兄のような存在でしかなく…。(TSUTAYA DISCAS)2008年
原題:TWO LOVERSマーク・キューバン マーク・バタン
脚本: ジェームズ・グレイ リチャード・メネロ
撮影: ホアキン・バカ=アセイ プロダクションデザイン: ハッピー・マッシー
衣装デザイン: マイケル・クランシー 編集: ジョン・アクセルラッド
音楽監修: デイナ・サノ
出演: ホアキン・フェニックス グウィネス・パルトロー ヴィネッサ・ショウ
イザベラ・ロッセリーニ イライアス・コティーズ ボブ・アリ
レンタルショップで見つけたんだけど、
いつも記事を書くときに解説を読む“allcinema”さんで、
未公開だったことを知ったり、解説がないくらいの扱い?という作品(^^ゞ
その後躁鬱病を患っていると徐々に分かって来ます。
両親はそんな息子を優しく見守り、
父親は自分の家業であるクリーニング店を任せようと思っています。
そのクリーニング店の合併話と、その相手の娘との結婚話が持ち上がり、
レナードは病気もあって、自立できない自分を心配した両親の計らいに
多少の違和感を感じながらも、受け入れるべきだと感じているようでした。
レナードは病気もあって、自立できない自分を心配した両親の計らいに
多少の違和感を感じながらも、受け入れるべきだと感じているようでした。
良い年をした男が、両親の元で暮らす。
これは多分、レナードにとって屈辱的なことなのかもしれない。
そんなニュアンスのセリフがあります。
でも、強く行動できる立場でないことも分かっていて、ジレンマを抱えているようでした。
これは多分、レナードにとって屈辱的なことなのかもしれない。
そんなニュアンスのセリフがあります。
でも、強く行動できる立場でないことも分かっていて、ジレンマを抱えているようでした。
そこに現れたミッシェル。
レナードは一目惚れでした。
ミッシェルの方もレナードに好感を持ち、良き相談相手として親しくなっていきます。
この双方の想いのズレが、ラストの悲劇を呼ぶことになるのですが…。
レナードは一目惚れでした。
ミッシェルの方もレナードに好感を持ち、良き相談相手として親しくなっていきます。
この双方の想いのズレが、ラストの悲劇を呼ぶことになるのですが…。
レナードを演じたホアキン・フェニックス。
躁鬱病の不安定な感じがよく出ていて、その危なっかしい行動にハラハラさせられました。
グウィネス・パルトロウは、不倫や薬に頼る不安定な美女がぴったりの女優さん。
躁鬱病の不安定な感じがよく出ていて、その危なっかしい行動にハラハラさせられました。
グウィネス・パルトロウは、不倫や薬に頼る不安定な美女がぴったりの女優さん。
…だと勝手に思ってる昨今です…
最近観た【ストロング・カントリー】でもそうだったけど、
“精神的に弱い女性を演じると、ピカイチだわ”と思ってしまいます(^^ゞ
最近観た【ストロング・カントリー】でもそうだったけど、
“精神的に弱い女性を演じると、ピカイチだわ”と思ってしまいます(^^ゞ
ふたりの気持ちのずれが最後にもたらした悲劇。
その時
『いつでも帰ってきていいのよ』
と言うんです。
『いつでも帰ってきていいのよ』
と言うんです。
レナードがもう一度帰って行けたのは、その言葉があったからかもしれません。
自分で道を切り開くことはできなかったけど、
家族と共に歩む未来も、良いかもしれない。
家族と共に歩む未来も、良いかもしれない。
映画的な派手なドラマはないけど、等身大の男女が描かれていて
見方によってはちょっと苦しいかも。
見方によってはちょっと苦しいかも。
自分を守るためには仕方なかったのかもしれないし、
両親を喜ばせる選択だったかもしれないけど、
レナードの中に、ミッシェルの存在を残さないことを願うだけでした。
未練が残ると、皆不幸になりますよね…。