アメイジング・スパイダーマン (2012)

イメージ 1
 サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演による実写版3部作が世界的に大ヒットしたマーヴェル・コミックスの人気キャラクターを、「(500)日のサマー」のマーク・ウェブ監督、「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド主演で装いも新たに3Dで再映画化したアクション・アドベンチャー大作。両親の失踪の真相を追い求める悩み多き青年が、様々な葛藤を乗り越えスパイダーマンとしての運命を受け入れていく姿を、3D映像による迫力のアクションとフレッシュかつエモーショナルなストーリー展開で描き出す。共演はエマ・ストーンリス・エヴァンスマーティン・シーンサリー・フィールド
 幼いときに両親が失踪し、心に傷を抱えたまま伯父夫婦のもとで育った内気な高校生、ピーター・パーカー。彼は、NY市警警部を父に持つ同級生グウェン・ステイシーに秘かな想いを寄せる日々。そんなある日、父の鞄を見つけたピーターは、父のことを知るオズコープ社のコナーズ博士を訪ねる。しかしそこで、遺伝子実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。翌日、ピーターの身体に異変が起こり、超人的なパワーとスピードを身につけることに。やがて彼はその能力を正義のために使うことを決意し、スーパーヒーロー“スパイダーマン”となって街の悪党退治に乗り出すが…。<allcinema>

 
2012年
原題:THE AMAZING SPIDER-MAN
上映時間 136分
 
恐れるな。自ら選んだ、この運命を。
 
監督: マーク・ウェブ 
製作: ローラ・ジスキン  アヴィ・アラッド  マット・トルマック 
製作総指揮: スタン・リー  ケヴィン・フェイグ  マイケル・グリロ 
原作: スタン・リー   スティーヴ・ディッコ 
原案: ジェームズ・ヴァンダービルト 
脚本: ジェームズ・ヴァンダービルト  アルヴィン・サージェント  スティーヴ・クローヴス 
撮影: ジョン・シュワルツマン 
音楽: ジェームズ・ホーナー 
出演: アンドリュー・ガーフィールド ピーター・パーカー/スパイダーマン
        エマ・ストーン グウェン・ステイシー               リス・エヴァンス カート・コナーズ博士
        デニス・リアリー キャプテン・ステイシー           キャンベル・スコット リチャード・パーカー
        イルファン・カーン ラダ博士                       マーティン・シーン ベン・パーカー
        サリー・フィールド メイ・パーカー
 
映画サイトcocoで、ムビチケが2枚当たったので、後輩と行って来ました。
応募してたのも忘れてたくらいだから、当選のお知らせがあったときはびっくりした~!
お得な気分で出かけてきました(^^)
 
3D鑑賞を薦められていたので、それで観てきました。
もはや3Dは特別なものではないですね。
高所が苦手なので、個人的にはお尻がもぞもぞしてしまうこともあったんだけど…(^^ゞ
 
136分とちょっと長めで、でも濃密な136分。
飽きることなく観ることができました。
 
前のサム・ライミ版も好きでした。
カッコイイだけのヒーローじゃなくて、闇を抱えて悩み続けるピーターに
目が離せないというか…。
 
今回のピーター役アンドリュー・ガーフィールド
良かったですね~。
高校生らしい初々しさがあって。
 
両親との決別、伯父夫婦との暮らし。
自分の存在意義を感じていたのかな。
そこで出会った新しい自分。
そりゃもう有頂天になりますよねー。
伯父さんの仇を討つ、という大義名分はあるにしても、
一夜にして悪人をやっつけるヒーローになったんですもん。
 
ガールフレンドのグウェンとのことや、
警察官の父親のことなど、
伯父さんとのことなど、
エピソードのひとつずつが、ピーターがまだ半人前の青年だと強調してる気がしました。
ティーンとしてのピーターを意識付けしてるというのかな。
 
繊細な部分や切なさが織り込まれていて、監督さんの“色”を感じました。

そして成長するピーターの姿。
きっかけは、橋で助けた子供でしょうね。
あれから変わった気がしました。
ヒーローとしての責任感が生まれたと言うのか、
ヒーローであることの意味を感じるようになったと言うのか…。

今回はそういうスパイダーマン誕生のお話だったので、
悪役はまだまだこれから、という含みを持たせて終わってます。
 
 
ここから先はネタばれあります。
★まで飛ばしてください。
 
 
派手なアクションはラストで見せ場があります。
グウェンや怪物がいる場所まで遠いんです。
“遠いな~”って思ってたら、スパイダーマンも同じようにつぶやきました(^^ゞ
ではどうやって辿り着くか。
このシーンは感動しましたね~。
以前子供を助けてもらった父親が、助け船を出してくれるんですよ。
キラキラ輝く夜の街に、クレーンが自分に向かって動き始める。
そのカッコイイこと…!
ピーターは、人を助けることの意味を、知ることになるんですよね。
グウェンの父親の活躍も渋かったし…。

ラストのピーターの言葉も若者らしくて好感が持てました。
身を引くなんて、若者じゃない!
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 
グウェインを演じたエマ・ストーンも可愛かったです。
脚がまっすぐで見惚れちゃいました~(^^♪
伯父さんはマーティン・シーン
歳とりましたね(^^ゞ
 
これからピーターがどんな風に成長するのか、
グウェンとの恋物語がどうなるのか、
伯父さんの仇は?
両親は?
 
まだまだ未解決なことはたくさん。
今後が楽しみです。