崖っぷちの男 (2011)

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 「タイタンの戦い」のサム・ワーシントン主演のサスペンス・アクション。NYの高層ビルから飛び降りようとする男が、説得を試みる女刑事を相手に緊迫のやりとりを繰り広げる中、次第に男の隠された狙いが明らかとなっていくさまを、予測不能の展開でスリリングに描き出す。共演はエリザベス・バンクスジェイミー・ベルエド・ハリス。監督はドキュメンタリー畑出身で、本作が長編劇映画デビューのアスガー・レス
 マンハッタンの高級ホテル。ひとりの男が21階の窓枠を乗り越え、幅わずか30cmの縁に立ち、いまにも飛び降りようとしていた。街中が騒然とする中、男は交渉の相手として女性刑事リディアを指名する。やがて男の素性が、NY市警の元警察官ニック・キャシディと判明する。ニックは30億円のダイヤ横領の罪で服役中で、父親の葬儀で仮出所中に脱走したのだった。ニックはヤジ馬が見守る中、リディアに対し自らの潔白を証明しようとする。しかしその背後では、ニックの指示を受けた弟ジョーイとその恋人によってある計画も秘かに進行していくのだったが…。<allcinema>

 
2011年
原題:MAN ON A LEDGE
上映時間 102分
製作国 アメリ
 
なぜ、ここに…?
いま、起死回生のショータイムがはじまる。
 
監督: アスガー・レス 
製作: ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ  マーク・ヴァーラディアン 
製作総指揮: ジェイク・マイヤーズ  デヴィッド・レディ 
脚本: パブロ・F・フェニベス 
撮影: ポール・キャメロン 
プロダクションデザイン: アレック・ハモンド 
衣装デザイン: スーザン・ライアル 
編集: ケヴィン・スティット 
音楽: ヘンリー・ジャックマン 
出演: サム・ワーシントン ニック・キャシディ                      エリザベス・バンクス リディア・マーサー
        ジェイミー・ベル ジョーイ・キャシディ                      アンソニー・マッキー マイク・アッカーマン
        エド・バーンズ ジャック・ドハーティ                        タイタス・ウェリヴァー ダンテ・マーカス
        ジェネシス・ロドリゲス アンジー                            キーラ・セジウィック スージー・モラレス
        エド・ハリス デイヴィッド・イングランダー
        アフトン・ウィリアムソン         マンディ・ゴンザレス       バーバラ・マリノー 
        J・スミス=キャメロン           パトリック・コリンズ       ロバート・クロヘシー 
        ジョー・リシ 
 
好き嫌いは分かれる作品らしいとネットで流れてたんだけど、
どうしても観たかったので、自分の感を信じて行って来ました。
が…。
好きでした(^^)
面白かったです。

ホテルの窓枠を乗り越えて飛び降りようとする男、ニック。
そこから回想シーンになって、ニックが刑務所から脱走した元警官だと分かります。
そのニックが、無実を訴えて何かをしようとするお話。
 
こういうのはネタばれしちゃうとダメだけど、
ネタばれしないと感想も書きにくい…。
 
まあ、超ご都合主義の展開なんだけど、それでも単純に楽しめるのは、
ハラハラさせられるからでしょうね~。
まずその1
高所恐怖症なので、ニックの目線で足元を映されるとハラハラ。
その2
弟とその彼女が素人なのに、泥棒のまねをするのにハラハラ。
その3
時間との戦いにハラハラ。
その4
犯人との攻防にハラハラ。
 
そういうハラハラは、その2が一番で、
つまり、1年計画したとはいえ、まったくの素人が泥棒しようとすることなんです。
ちょっとおバカなふたりの会話、
失敗するんじゃないかと冷や冷や
ハラハラ。
そのシーンが並行して起こるから、ニックがただ崖っぷちに立ってるだけなのに
興味が薄れないんですよね。
 
その二人以外にも、決して派手じゃないけど、いろんな警官たちが
それぞれのポジションを確立しているし、
TVのレポーターや、見物人もどんどん目立ってくるし、
そういうのも飽きさせない要因でしょう。

サム・ワーシントンは、最後の最後にアクションシーンを披露。
ちょっとくらい見せ場がないとね~。
という活躍でした。
 
無事に無実が証明されての打ち上げシーンで楽しく終わりなのですが、
弟がジェイミー・ベルだって後から気がついた(^^ゞ
おバカな役、良かったです♪